ジャド・アパトー監督おすすめの映画ランキングTOP5

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ジャド・アパトー監督おすすめの映画ランキングTOP5

現在のアメリカコメディ界の中心人物。彼なくしてはセスローゲンもスティーブカレルもいなかったと思います。アパトーギャング最高。監督作は多くはないですが、プロデュースで多数の良作コメディ作品に携わっていて、コメディ界を支えてくれている存在だと思います。

 

 

第5位.ジャド・アパトー「素敵な人生の終わり方」

ジャド・アパトー「素敵な人生の終わり方」がおすすめの理由

盟友アダムサンドラーを初めて自身の映画に俳優として起用した本作。長いこと一緒に脚本書いたりしてきた仲のサンドラーを主役にもってきた本作が、大御所コメディアンが自分の経緯を振り返る話とは、感慨深いです。サンドラーが自身を重ねるような役は今回が初めてで、アパトーへの信頼あって本作を監督しているような気がします。コメディ作品で珍しくダウナーなサンドラー。セスローゲンらいつものアパトーギャング一行と、サンドラーが共演している絵がもうコメディ要素飽和状態。さらにジェイソンシュワルツマンといつもと少し雰囲気の違うキャスティングが面白いです。日本にはスタンダップコメディの文化がないので分かりにくいところもありますが、とにかく監督のコメディへの愛、新世代のコメディアン達への応援歌のような愛情を感じました。自身も人気が出るまでに長いことかかり、悔しい思いをしてきただけあり、売れない芸人の心理描写がリアル。そしてなにより、おそらく昔から支えてくれた実の妻、レスリーマンへの愛情がひしひしと伝わってきて胸が熱くなりました。これでもかという豪華なゲスト出演陣は、ここまで成功したぞという監督の心意気にもみえて、拍手。

 

 

第4位.ジャド・アパトー「エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方」

ジャド・アパトー「エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方」がおすすめの理由

ジャドアパトーの監督作品で女性目線のものは初めて。ドラマ「girls」製作からの心境の変化でしょうか。ビルへイダー主役級久しぶりにきました。ちょっとダサいけど優しいお医者さん役。いつも脇役で笑わせてくれるけど、もっと主役級の役やって欲しいです。顔というか雰囲気というか、いるだけで面白い。ドラマの「バリー」は彼の監督・脚本・主演ですごく面白いです。
女の子のほうが結婚とか真面目な付き合いに焦っていない感じが現代らしくていいです。親の不貞が原因で恋愛を基本的に信じていない主人公。エイミーシューマーがスタンダップコメディでやってるネタがそのまま出てます。お葬式の後に言われた「愛してる」に対して、「それ今言う?」ってなかなか強い。正直と自己中って同じだなとつくづく思いました。一晩中彼女の愚痴を黙って聞くアーロン先生の優しさよ。ジョンシナとマークウォールバーグのくだり、やっぱりここ仲いいな。ティルダスウィントンとエズラミラーが再共演、イケイケ独裁編集長と変態ティーンエイジャー、二人ともかなり遊んでて面白いです。レブロンジェームズのケチだけど義理堅い友達役がいいです。名物スポーツ実況者の心境実況解説が新鮮でめちゃくちゃ面白い。

 

 

第3位.ジャド・アパトー「40歳からの家族ケーカク」

ジャド・アパトー「40歳からの家族ケーカク」がおすすめの理由

実生活での妻と娘たちと、監督のオルターエゴ的存在のポールラッドに夫役を演じさせていて、本当にそのまんまなんだろうなっていう日常感。カップケーキ大好きなお父さん。ストレス溜まったらハンバーガーを好きなだけやけ食いする。ジャンクフード食べるの大好き。監督の体型を見るかぎり、ほんとに食べてストレス発散してるんだろうなと想像できます。それに対してカップケーキ食べるな!ってブチ切れる妻の気持ちもすごいわかる。ポールラッドだとあんまり説得力ないけど、これが監督相手だと思うと、これ以上太る気かデブが!って確かになる。無ケーカクの命中男で登場した親子のその後の話で、娘たちが大きくなってて妹がかわいいです。お姉ちゃんはティーンになって親への論破がすごい。ドレッシングなしでレタス食べろとか、お菓子没収に「LOST」の最終話目前にしてWi-Fi禁止と親の理不尽すぎる権力乱用にそりゃ切れるよね。3人目の子供の話がリアル過ぎて聞いてて辛い。実の父親は再婚相手と三つ子が出来て自分にお金を無心してくるこの皮肉。この三つ子がめちゃくちゃかわいい。家族みんなブチ切れてます。

 

 

第2位.ジャド・アパトー「40歳の童貞男」

ジャド・アパトー「40歳の童貞男」がおすすめの理由

アメリカじゃ女っ気がないと、ゲイか連続殺人魔と思われるらしい。趣味が充実しすぎて逆に羨ましいぐらいだったけれども。スティーブカレルは大真面目なバカがすごく上手いです。オタクを救うような恋愛映画のジャンルが定着したのは監督のこの作品の功績がとても大きく、監督自身もここから一気に人気を得た重要な作品。カレルの現在の人気もこの映画からでした。カレルもこのワックス脱毛のシーンはカレルが本当にやってて、地毛であの量が生えることにも驚きだし、ワックス後の出血も本当のやつかと思って色んな意味でものすごいです。友人達は面白半分でおせっかいをかけだすけれど、最後には結婚式に出席する仲になり、男の友情もまたいいです。実際はこんな男たちと知り合いになることがかなり稀なのだけど。男勝りな風貌のジェーンリンチがブロードウェイ仕込の歌唱で口説くシーンの異様さと気まずさ。ジョナヒルがmaxで太ってて今と全然雰囲気が違う。セックス後のエンドルフィン大放出なエンディング、祝いの宴的なコンテンポラリーダンスが頭から離れません。セスの赤ちゃんみたいな身体、ポールラッドもほにょほにょしていて本当にかわいい。

 

 

第1位.ジャド・アパトー「無ケーカクの命中男/ノックドアップ」

ジャド・アパトー「無ケーカクの命中男/ノックドアップ」がおすすめの理由

めちゃくちゃ笑えるのに、すごく感動してしまいました。妊娠のモニターをみてるセスの表情と、その後なにもできず立ち尽くす姿がリアルで、コメディながらも切実に予想外の妊娠から出産までを描いています。男性の目線からここまでしっかりと妊娠と向き合った映画はないと思います。出産シーンはキャサリンハイグルがホントに出産したんですか?って聞かれた程リアルに撮られています。妊娠って漠然としていて不安がものすごく大きいけど、この映画を見るとすごくいいものなんだろうなって思えました。高校生男子の園みたいなハッパ小屋シェアハウスめちゃくちゃ楽しいだろうな。シャボン玉のシーンの子供の心がわかるセスとわからないピートの違いがさりげなく深い。セスにダメ夫だとディスられたあとにハッピーバースデーを歌いながら子供たちにケーキを運んでいくピートの後ろ姿の切なさ。これでも精一杯やってるや!って男たちの叫びがすごく込められています。世のお父さんにみんなもう少しだけ優しくしよう。ラリってシルク・ドゥ・ソレイユ鑑賞っていい趣味、絶対面白い笑 ビルヘイダーのジャバザハットのモノマネがかわいい。

 

 

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