トニー・スコット監督おすすめの映画ランキングTOP5

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トニー・スコット監督おすすめの映画ランキングTOP5

若い頃は『トップガン』などのポピュラーな、人気映画作品を生み出した監督として有名です。残念ながら数々の偉大な作品を生み出され、お亡くなりになりました。CMの様なスタイリッシュな映像表現や、ダイナミックなアクションが彼の作品の特徴です。兄は『エイリアン』や『オデッセイ』などで有名な、リドリー・スコット。

 

 

第5位.トニー・スコット「ビバリーヒルズ・コップ2」

トニー・スコット「ビバリーヒルズ・コップ2」がおすすめの理由

1980年代に大人気シリーズであった、ビバリーヒルズ・コップの2作目。エディ・マーフィー主演の、痛快アクションコメディです。本シリーズの面白さは、デトロイトという危険な街からやってきたアクセル・フォーリーが、西海岸の比較的安全な地域で活躍する所。1作品目も大変好評でしたが、本作品はアクションの見せ場も多く、よりパワーアップした作品と言えるでしょう。特徴としては作品自体の切れ味の良さや、テンションの高さなど。加えて撮影や編集なども、トップガンの制作チームが担当しています。これにエディ・マーフィーの、お得意のマシンガントークが加わると言った内容。また1作品目同様ビリーが活躍。彼とアクセルの性格のギャップが、上手く表現されているのも良いです。彼は一見軟弱そうなのですが、土壇場で結構活躍するのが良いです。またビリーは文科系人間に、笑いと勇気をくれたキャラクターでもあります。80年代に学生時代を過ごした人にとっては、特に思い出深い作品なのではないかと思いました。

 

 

第4位.トニー・スコット「アンストッパブル」

トニー・スコット「アンストッパブル」がおすすめの理由

2010年製作のアクション大作。本作品が、トニー・スコット監督の遺作となりました。約1時間半の中にぎゅっと詰まった、息を飲む様な列車の暴走劇。物語はいい加減な仕事をする運転手デューイらの為に、無人となった777号が加速走行する辺りから面白くなり始めます。更には暴走するこの列車が万が一市街地の方に突っ込めば、大きなミサイルぐらいの被害が出てしまうので、それをどうにかしなければというストーリー。うっかりミスがこんな事になるなんて、恐ろしいですね。シンプルなストーリーですが、ハラハラするシーンの連続です。ただこの作品は、通常のエアポートシリーズなどのハイジャックされる、乗り物パニック映画とは少し違うかなと思いました。登場人物が限られていて、多くの人にスポットが向けられる群集劇としての要素は案外少ない。主にはデンゼル・ワシントン演じるフランクと、クリス・パインが演じるウィルがメインキャストという感じです。新人の車掌とベテラン機関紙の関係である彼らは、話の冒頭では不仲なのですが、この列車を停める事に必死になる内に強い絆が生まれる。よって人間ドラマとしても楽しめる作品となっています。

 

 

第3位.トニー・スコット「サブウェイ123 激突」

トニー・スコット「サブウェイ123 激突」がおすすめの理由

原作はジョン・ゴーディの小説『サブウェイ・パニック』。一般的には1974年の隠れた傑作、『サブウェイ・パニック』のリメイクとも言われています。ストーリーは乗り物パニック映画をベースにした、サスペンスといったテイストです。ストーリーはニューヨークの地下鉄が何者かによって、ハイジャックされるというもの。悪役であるハイジャック犯の1人を、ジョン・トラボルタが演じています。また犯人の交渉を運行指令室で聞く、主任管制官ガーバーの役をデンゼル・ワシントンが好演。この話はこの2人の会話の駆け引きが、肝と言っても過言ではありません。犯人らは乗客を人質に取っており、今から1時間以内に、1,000万ドルと1セントを現金で用意しろと無茶な要求をします。映像編集が凝っている為そちらについつい気を取られ、やや会話劇を楽しむ余裕がないですが、2度観返すとより本作が楽しめるのではないかと思います。オープニングからやたら大げさに入り込む効果音や、ノリノリの音楽が流れる中さりげなく登場人物が紹介される所など、如何にもトニー・スコットらしい映像だと感じました。

 

 

第2位.トニー・スコット「トゥルー・ロマンス」

トニー・スコット「トゥルー・ロマンス」がおすすめの理由

クリスチャン・スレーター主演。バイオレンスなロードムービーですが、恋愛要素も含まれていて、最後は心温まるストーリーです。脚本を手掛けたのは、若かりし頃のクエンティン・タランティーノ。トニー・スコット監督の作品の中でも、やや捻りの利いた作品なのではないかと思います。本作の見所は、半端なく豪華なキャスティング。デニス・ホッパーやクリストファー・ウォーケン、サミュエル・L・ジャクソンなど、今や主演を務めてもおかしくない程のTOP俳優が脇にがやがやと居る感じが良いです。またルームメイトの役でほんの少しだけ、ブラッド・ピットが出演しているのですが、彼がとんでもないキレ役をやっていて当時大変驚きました。ジャンキーで訳が分からない事を言っている彼を見た時、このワンカットを観ただけでも儲けものだったと思ったものです。主人公が映画館で出会って恋に落ちた女性が、実はコールガールだったという冒頭の引き込み方も抜群です。

 

 

第1位.トニー・スコット「デジャヴ」

トニー・スコット「デジャヴ」がおすすめの理由

デンゼル・ワシントン主演。まるでミステリーかサスペンスの様な売り出し方をされていた様ですが、観進めてみると案外こてこてのSF映画でした。トニー・スコット監督らしいなと感じるのは、やはりアクションの見応えがある事。映画は単なる情報ではなく、体験する感覚に近いモノなのだと感じさせてくれる所が素晴らしいです。冒頭から派手なテロシーンがあり憂鬱な気分にさせられますが、その後主人公ダグが捜査に協力する事になる。そしてダグと共に我々観客が見せられた、スノウホワイトと呼ばれる監視システムが凄いです。そして大抵の人がここで初めて、「えっ!これSF映画なの?」と思う筈です。妙なタイミングですが、そこがまた良い。スノウホワイトは街中の何処かにクローズアップすると、人物などを細かく見る事が出来るのですが、リアルタイムではなく4日位前の映像しか見る事が出来ない。一見便利な様で、ちょっと不便な監視システムです。斬新なアイデアがたくさん詰め込んであり、情報量が過多な印象ですが、その分楽しめる作品でもあります。SFのストーリーとして矛盾しているなどの意見も見受けられますが、伏線はおおよそきっちりと回収されていると思いました。

 

 

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