トニー・レオン出演おすすめ映画ランキングTOP7

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トニー・レオン出演おすすめ映画ランキングTOP7

とにかくセクシーなのが印象的です。声、ふとしたしぐさ、表情全てが良いと思います。香港スターになる前は、若い頃から結構苦労されている様で、それが演技に滲み出ている気がします。また彼の出演する映画はどれも個性的な作品が多いので、様々な作品に出会える事も魅力です。

 

第7位.「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」(トニー・レオン出演)

「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」(トニー・レオン出演)がおすすめの理由

人気シリーズの第3作品目。1作品目の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』が大ヒット作であったが故、賛否両論ある作品ですが主役がトニー・レオンに変わった事がむしろ新鮮でした。ストーリーはホラー+アクション、そして僧侶と女幽霊の切ない恋物語です。また本作品は、ワイヤーワークの神様として知られるチン・シウトンが監督を務めている事もあり、素晴らしいアクションシーンを楽しむ事が出来ます。僧侶である主人公のフォンが、美しい幽霊シュ・チェに徐々に惹かれていき、遂には情けをかけるのも良い。そして幽霊界のボスであるロウロウが現れ、黒幕は彼女であったと分かるという展開に。今となってはレアな、若かりしトニー・レオンの坊主頭にもグッときます。また物静かで何気ないラストシーンも、如何にも純愛映画という感じで印象に残っています。

 

 

第6位.「2046」(トニー・レオン出演)

「2046」(トニー・レオン出演)がおすすめの理由

2046はウォン・カーウァイ作品の中でも、花様年華と関連深い作品として位置付けられています。トニー・レオンが演じる主人公のチャウ・モウワンという名は、花様年華のチャウから引き継がれていると考えられます。またチャウの職業が2作品ともライターである事も、偶然ではないでしょう。またチャウが2046というルームナンバーにこだわるのは、花様年華のチャン夫人に対しての未練なのだろう、など色々想像力が膨らむ作品です。日本ではタクという役で、木村拓哉が出演した事も話題になりました。また美しい女性が次々とスクリーンに現れるのも、本作品の魅力と言えるでしょう。ストーリーはタクとその恋人ワンが遠距離恋愛になってしまい、チャウがその手紙のやりとりの代筆をする事で2人の間を取り持つというもの。そこからインスピレーションを得たチャウは、小説2046書き始めます。その小説の中の物語が映像化されていますが、近未来SF的で非常に美しいものでした。

 

 

第5位.「インファナル・アフェア」(トニー・レオン出演)

「インファナル・アフェア」(トニー・レオン出演)がおすすめの理由

アンダーカバーものとして、非常によく出来た作品です。精巧に書かれたシナリオ、魅力的なキャスティング、これまでには無いスタイルのアンダーカバー作品である事など、良い所を挙げればキリがありません。正に香港ノワールが誇るべき作品と言っても、過言では無いでしょう。警察からマフィアへ潜入するヤン。またマフィア側から警察に潜入するラウ。2人のキャラクターのコントラストが、はっきりしているので鑑賞しやすいです。またこの設定が実に新しく、常にハラハラさせられるも良いですね。テンポよく進む物語はやや複雑でややこしくも感じますが、敵陣に入っている2人男の葛藤や迷いがありありと描かれていて情緒的でもあります。裏切りもの探しがダブルになると、ここまで追い詰められるのかと思いました。また本作品が後に『ディパーテッド』というタイトルで、ハリウッドリメイクされた事も有名です。

 

 

第4位.「ブエノスアイレス」(トニー・レオン出演)

「ブエノスアイレス」(トニー・レオン出演)がおすすめの理由

ウォン・カーウァイ作品の中でも、同性愛が描かれたものとして有名です。物語は男性2人がこじれた関係をやり直す為、ブエノスアイレスへ旅行するというものです。トニー・レオンが演じるファイは一途なのに対し、故レスリー・チャンが演じるウィンは度々浮気を繰り返す。ファイが真面目なのに対して、ウィンはプラプラしてばかり。この2人の性格が、対照的に描かれているのも良いです。道中喧嘩別れをしてしまうのですが、ファイの嫉妬心は消えない。ウィンが浮気相手に両腕を怪我させられ、ファイの元へ再び戻ってからのストーリー展開が特に良いです。ファイの相手を束縛したいという感情は、劇中様々な場面で表現されており、それを観るのもこの作品の楽しみ方の1つなのではないかと思いました。劇中で所々鳴り響くアルゼンチンのタンゴが美しく、この作品のイメージをより強く印象付けてくれます。

 

 

第3位.「シクロ」(トニー・レオン出演)

「シクロ」(トニー・レオン出演)がおすすめの理由

フランス、香港、ベトナムの合作。トラン・アン・ユン監督の長編で、2番目に作られた映画です。彼は後に村上春樹原作の『ノルウェイの森』を映画化しました。舞台はベトナム、タイトルにもなっているシクロとは自転車タクシーの事です。主人公の青年は、この人力車の様なものでお金を稼いでいます。彼には家族があり、その稼ぎを生活費に充てているのでした。更に彼の姉は風俗関係の仕事に就かざるを得ませんでした。やくざでありながら詩人と呼ばれる男を、トニー・レオンが名演。彼は密かに青年の姉を愛していました。ある日少年はシクロが盗まれた事により、裏社会の泥沼へと嵌っていきます。当時ベトナムが抱えていた社会問題を鋭く切り取り、独特の映像表現で美しいものは美しく、残酷なものはより残酷に描かれた作品。悲観的なラストと捉える事も出来ますが、女主人が少年を許した所に、一筋の希望が持てる作品なのではないかと思います。

 

 

第2位.「花様年華」(トニー・レオン出演)

「花様年華」(トニー・レオン出演)がおすすめの理由

ウォン・カーウァイ監督の長編では、7作品目にあたる作品。1962年の香港が舞台という事もあり、どこかレトロなムードを持ったラブストーリーです。また当時香港では日本の炊飯器が珍しかった風に描かれていて、そういった細部も楽しめる作品です。主人公のチャウとチャンは、ある日同じ日にアパートに入居します。2人にはそれぞれパートナーがいました。キャリアウーマンの妻を持つチャウは、帰りが遅い妻にやきもきする日々。一方チャンの夫も度々出張に出掛けます。いつしか2人はちょっとした言葉を交わす様に。しかしある日2人は互いのパートナー同士が、不倫していると確信します。何となくこの事に気付いていた2人の絶望的な気分と、その後互いに惹かれあっていく様子が、さりげなく描かれていて良いと思いました。チャウに会えるかもという期待から、チャンがわざわざ屋台までラーメンの麺を買いに行くシーンが特に良いです。

 

 

第1位.「恋する惑星」(トニー・レオン出演)

「恋する惑星」(トニー・レオン出演)がおすすめの理由

ウォン・カーウァイ監督の大傑作作品です。彼はこの作品で更に多くのファンを得たと言っても過言では無いでしょう。またクエンティン・タランティーノ監督は、この作品を観て大絶賛したと言われています。この物語の面白い所は、ストーリーが2部構成になっている所。金城武らが出演する前半のストーリーと、トニー・レオンらが出演する後半のストーリーが一見関係ない世界を描いている様で、微妙にどこかで繋がっているという世界観です。更に後半のストーリーでは、より盛り上がりを見せてくれます。警官663という一見パッとしない男をトニー・レオンが演じているのも、好感が持てました。また彼が空港に住んでいるという設定も、この映画の魅力の1つではないでしょうか。彼が毎日サラダを買いに行く内に、その飲食店で働くフェイに恋をするというごく普通の物語。でも何かスペシャル感があるので、何度も鑑賞したくなる作品です。

 

 

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