マシュー・ヴォーン監督おすすめの映画ランキングTOP5

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マシュー・ヴォーン監督おすすめの映画ランキングTOP5

監督をしている映画はまだそれほど多くないがわりとヒットを飛ばしている印象がある。またその作品もイギリスっぽいコメディ色が強いのも特徴。しかしその中でも格闘シーンはスマートで無駄のない動きが目立ち多くの人が思うイギリスらしさを上手く演出できる監督だと感じる。

 

 

第5位.マシュー・ヴォーン「レイヤー・ケーキ」

マシュー・ヴォーン「レイヤー・ケーキ」がおすすめの理由

6代目ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが主人公を演じておりその他にもわりと有名どころが出演しているためB級感は感じられない映画である。ストーリー自体はそれほど奇抜な感じはしなかったが全体的にとにかくオシャレで現代的な演出が目をひく。特に印象的なのは主人公が結構ポンコツに描かれている事である。強い男っぽい感じで登場したのにやられっぱなしのシーンにはイメージ崩壊で良い意味で笑える。もちろん決めるシーンも用意されているのでファンにも優しいと感じる。とはいえかっこいいと思ったらやっぱりポンコツだったというオチも用意されておりその一連の流れが素晴らしい。こういう所はヨーロッパお得意のブラックユーモアがにじみ出ている。脇役に関してもこわもてだけどちょっとズレてるやつらばかりでそこそこ重い設定なのにその軽快なセリフ回しなどが上手く、笑わせてくれるところもよかった。その他BGMがとにかく素敵で映画に重厚感が上手くプラスされていた。

 

 

第4位.マシュー・ヴォーン「キック・アス」

マシュー・ヴォーン「キック・アス」がおすすめの理由

とにかく登場人物達がみんな愛すべきアホばっかりというの素晴らしい映画である。一見平和なコメディものにも見えるが結構な血が飛び交っておりそのバイオレンスさに衝撃を隠せない。ゆえにどこか現実離れしたアホな人々を傍観者として映画を楽しめる所が良い。主人公もヒーローに憧れる少年という設定に中二病心をくすぐられる。しかし一番よかったのは優等生系なヒロインがもっともバイオレンスだったのには衝撃である。アクションシーンもカンフー映画ばりに動き回るのでかなりワクワクする。特にヒロインのヒット・ガールが笑いながら敵をなぎ倒していくシーンはどっちはヒーローか分からず良い意味で悪役に同情してしまうのもなんとも絶妙で面白い。主人公に関してもヒーローなのに銃乱射しまくるのもかなり愉快。またその活躍がネットの動画にあげられるというのも現代っぽくて共感できる。とはいえ出てくるコスチュームがみんながみんな悪役チックな色合いなのもツッコミどころ満載で楽しい。

 

 

第3位.マシュー・ヴォーン「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」

マシュー・ヴォーン「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」がおすすめの理由

X-MENシリーズの中で影の主役ともいうべきプロフェッサーXとマグニートーにスポットが当てられているのが最大の魅力である。このシリーズ特有の超常能力によるアクションも見どころであるが何より素晴らしいのは二人の心の共有から別れまでの動きが丁寧に描かれていることだ。こういう点はミュータントという架空の存在による主張の違いととらえるだけではなく現実社会での問題定義も突きつけられているようで非常に印象に残る。そのため二人の覚悟の違いに涙できる。またわりとシビアな人生を歩んできたマグニートーとプロフェッサーXとでは根本的に考え方が異なってしまうという点も実に細かく描写されいるのが良い。映像も戦争中の暗いイメージがあるためか薄暗いのもちょっとリアリティを感じて背筋をゾクっとさせられる。またマグニートーとなる青年をジェームズ・マカヴォイが演じておりそのかっこよさにドキドキさせられるのも魅力である。その育った場所にドイツが関わっているのも歴史的なものを感じてよかった。

 

 

第2位.マシュー・ヴォーン「キングスマン: ゴールデン・サークル」

マシュー・ヴォーン「キングスマン: ゴールデン・サークル」がおすすめの理由

前作を見た人間からするとよりぶっ飛んだ映画に仕上がっているという印象。とにかく出てくる奴らがデフォルメされまくっていて実に面白い。特に出てくるアメリカ人の名前がテキーラというのがディスっているのかリスペクトしているのか良い意味で分からない。とはいえ主人公がますますスーツが似合う男になったのにはやはりイギリスっぽいしその恋人がヨーロッパの王女という所にもなんともお国柄を感じる。一番良かったのはアクションシーンでそのキレッキレな動きに惚れ惚れする。しかもその武器が傘というのもどこまでテンプレなイギリス紳士なんだと拍手したくなる。どこぞの007なみに最新機器を使うのも視聴者の心が分かっていて高評価できる。個人的には参謀的なマーリンの活躍を前作よりも見られた事がよかった。謎にその美声を真顔で聞かせてくれたのにもギャップ萌えできて良かった。相変わらずスキンヘッドだったのにも良かったが相変わらずお酒をたしなんでいたのもうれしい。

 

 

第1位.マシュー・ヴォーン「キングスマン」

マシュー・ヴォーン「キングスマン」がおすすめの理由

とにかくツッコミどころ満載な展開が痛快で楽しい。しかもその作品自体はイギリスをディスっているようでリスペクトしているのが見て取れて面白い。しかし最大の魅力はそのアクションである。主人公の師匠ともなるべきハリーが傘でチンピラをボコボコにするシーンはかなり面白くドキドキさせられる。退治した後に目撃者の記憶を消すしぐさもスマートすぎて惚れる視聴者続出すると思う。何より良かったのは主人公が最後にハリーをまねて同じようにチンピラを撃退する所まで描かれている点だ。ある意味スカッとできて良い。また敵役を演じているのがアメリカ人というのも両国の関係上ちょっと笑える。囚われた王女もかなり常識ある人なのに不当な扱いを受けたせいか口が悪くなっているのも面白いが主人公を招き入れる際はきちんと座っているのもさすがだと思う。爆発シーンに関しても脳が吹き出していく描写がアニメーションだったのもとにかくセンスを感じる。しかも壮大なBGMがつけられているのも大いに笑える。

 

 

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