湯山邦彦監督おすすめの映画ランキングTOP5

スポンサーリンク
entry
スポンサーリンク

湯山邦彦監督おすすめの映画ランキングTOP5

幼い頃からポケモンと一緒に育ち、夏休みの映画といえば「ポケットモンスター」でした。大人になるにつれ映画を観に行く機会は減りましたが、今でも子ども達にとっては憧れの的です。子ども時代のわたしに思い出をくれた。だから、好きです。

 

 

第5位.湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」

湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」がおすすめの理由

ひとりの男のワガママで、世界のバランスが崩れてしまう。恐ろしい話です。いちばん好きなセリフは、ルギアが言った「それぞれの世界を壊してはいけない」というもの。この物語のキッカケはジラルダンが手を出したからです。何もしなければ何も起こらなかったのに、世界を破滅させる引き金をひいてしまった。ジラルダン本人からすれば、ただの遊びだったのかも知れません。ですが、その結果は遊びでは済まなかった。その被害を受けるのは、無数にいる無関係な人々やポケモン達です。正直に言って、なんでジラルダンの尻拭いをサトシ達がしなくてはならないんだ。そう思いました。サトシのママは命がけで世界を救ったサトシを叱ります。理不尽に見えるけど、母親だから叱るんですよね。サトシの命が世界でいちばん大切だから、キツイ言葉を投げかけるんです。どんな人にも触れてほしくない領域はあります。そっとしておいてほしい過去があります。土足で踏み荒らしておいて、怒らせたら知らないなんて通用しません。適度な距離を保ち続ける。それが上手くコミュニケーションをとる秘訣でしょうね。

 

 

第4位.湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ」

湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ」がおすすめの理由

サトシが過去に戻って未来を変えるという、ある意味では反則技を使います。そんな事ができるなら、歴史を変え放題ですが、あくまでも特例ですね。アルセウスの怒りは最もです。自分の命を削ってまで渡した物を借りパクされるわけですから。もちろん誤解なのですが。アルセウスからすれば関係ないですよね。あるのは約束を破られた怒りのみ。しかも、返さないだけじゃなく攻撃までして口封じをする。あまりにも残酷なシーンに呆然としてしまいました。でも、ちゃんと許してくれるアルセウスは優しいですよね。できれば最初から話を聞いてほしかったですが、信頼していた相手に裏切られ、おまけに攻撃までされたら聞く耳もたなくなるのも理解できます。それだけダモスを信じていたんですよね。ギシンのしたことは最低です。自分が罪をかぶるのが怖いから、ダモスに悪さをさせた。繁栄した土地を失うのが怖かったにせよ、それならアルセウスやダモスと話し合うべきでしたよね。話を聞くだけじゃなく、伝えなきゃ始まりませんから。

 

 

第3位.湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」

湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」がおすすめの理由

つくられた命に生きる権利はあるのか。わたしは「ある」と答えます。そもそも生きる権利とは何なのでしょうか。この世に生きていけない命なんてありません。どんなに凶悪な犯罪者だって生きていいんです。もちろん犯罪は悪いことです。でも、それはあくまで行動であり、存在や人格を否定していい理由にはなりません。ミュウツーのやったことは悪いことです。たくさんの人を巻き込んで傷つけました。ですが、誰にもミュウツーを否定する権利は無いのです。そしてミュウツー自身にも誰かを否定する権利はありません。ミュウもミュウツーも互いを強く嫌悪しています。いきなり自分と同じ存在が現れたら、不気味に思うのは無理もありません。わたしだってドッペルゲンガーが現れたら怖いです。恐怖のあまり、目の前から排除しようとするかも知れません。ミュウもミュウツーも怖かったのではないでしょうか。理不尽な状況に放り出されて、どうすれば良いのかわからなかった。どんな喧嘩でも、止めてくれる人は貴重な存在だと教えてくれます。

 

 

第2位.湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ」

湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ」がおすすめの理由

せっかく出会えた友達。でも、たった7日間しか一緒には居られません。マサトの気持ちを考えると胸が痛いです。もちろん出会えたことが奇跡です。ジラーチは千年間も眠り続けるポケモン。パートナーになれたことが奇跡に近い。だけど、あまりにも残酷ですよね。たくさん思い出をつくって、別れを惜しむころには別れが迫っているのですから。この話の敵キャラであるバトラーを悲しい男です。彼は自分の功績を認めてもらいたかっただけなんですよね。本当の彼は、人を笑わせることが大好きな心優しい人間だった。でも、まわりから馬鹿にされていくうちに歪んでしまった。わたしの想像ですが、メタ・グラードンはバトラーの心が具現化したものではないのでしょうか。本当は誰ひとり傷つけたくないのに、傷つける道しか選べない自分に嫌気がさして、それが形になってしまった。なにもかも消してしまいたくなるのは、それだけこの世界を大切に想っているからですよね。

 

 

第1位.湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」

湯山邦彦「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」がおすすめの理由

親子とはなにか、を問いかける名作。幼い頃はミーの立場になって映画を観ていました。いきなり自分の父親が行方不明になってしまう。まだ幼い女の子にとっては精神的に耐えられないでしょう。だからミーは望んでしまいます。パパとママの代わりになってくれる誰が欲しい、と。でも、そんなのは当たり前ですよね。大人だって大切な人が無くなれば、代わりを求めるでしょう。ましてやヒトリでは生きていけない子どもです。寂しいと感じて当たり前なんですよね。悲しい話ですが血の繋がりがありながら、我が子を愛せない親もいます。エンテイとミーのように血の繋がりがなくても、お互いに信頼しあっている親子もいます。大人になってから改めて見返すとエンテイの言葉が突き刺さります。「たとえ間違いでも、わたしはミーの願いを叶えたい」それが親なんですよね。どんなに周りから反対されても、自分だけは我が子の味方で居続ける。子どもは無条件で守られるべき存在です。でも、いつか親離れしなくちゃならない。親子そろって観てほしい作品です。

 

 

コメント