M・ナイト・シャマラン監督おすすめの映画ランキングTOP5

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M・ナイト・シャマラン監督おすすめの映画ランキングTOP5

名作「シックス・センス」で名を上げ、「意外なオチ」がウリとなった監督ですが、もちろんそれだけでなくホラー映画やサスペンス映画での「怖さ」をかもし出す演出は間違いなく一級品です。その腕前を見せる土台となる作品があまりにB級テイスト満ち溢れているので色々と批判もありますが、シャマランファンとしてはぜひこのまま迷いなくシャマランテイストを保ち続けて欲しいと思います!「ムーンライト」が作品賞を獲得したアカデミー賞授賞式で、一時「ラ・ラ・ランド」とタイトルを発表し間違えて騒然となりましたが、この時シャマランがツイッターで「実はこの筋書きは、私がシナリオを書いたんだ」とジョークを投降したところ、「なるほど、シャマランが書いた筋書きなら仕方ない」という返信が相次いだというエピソードに、シャマランって映画ファンに愛されてるなあと実感しました。

 

 

第5位.M・ナイト・シャマラン「スプリット」

M・ナイト・シャマラン「スプリット」がおすすめの理由

一時期やや低迷していた感もあったシャマランが、前作「ヴィジット」で「これぞシャマラン!」という冴えを見せて復活し、迎えたこの作品では、多重人格者をテーマとして扱う!と期待をあおった映画ですが、それがまさかの「アンブレイカブルの続編」だったという、ビックリ仰天にして「まだこの続きもある!」と知った時の嬉しさと言ったら。映画が始まった時に予想していたような、監禁された女子高生たちの脱出劇ではなく、24人もの人格を持つ男と言われている男が、実は・・・?という「種明かし」があるわけでもなく、精神科医が「それは実在しない」と劇中指摘していた、「肉体をも変化させてしまう強力な人格」が本当にいた!という展開は、この映画単独で見ると「それで終わっちゃうのか」とも思ってしまいますが、次なる新作への布石だと考えれば納得です。満を持して発表した「シャマラン・ユニバース」とも言える新作「ミスター・ガラス」の後は、果たしてどこへ向かうのか・・・これからのシャマランにも、目が離せません!

 

 

第4位.M・ナイト・シャマラン「アンブレイカブル」

M・ナイト・シャマラン「アンブレイカブル」がおすすめの理由

公開当時は「シックス・センス」の後だっただけに酷評の嵐?でしたが、近年シリーズ第二作目となる「スプリット」が公開された影響もあり、にわかに再評価されている「かもしれない」作品です。またマーベルコミックスのユニバース第一作「アイアンマン」も公開されてない頃に、リアル過ぎる「ヒーローものの第一話」という設定はいささか早すぎたかなという気がします。この後に、ヒーローの苦悩する映画はクリストファー・ノーランの「マン・オブ・スティール」などたくさん作られるようになりましたが、その先陣を誰よりも早く切りすぎたという感じでしょうか。改めて見直すと、「シックス・センス」に続いて親と子の絆にホロリとさせられますし、主人公が自分がヒーローだという自覚を持ってからの静かなる盛り上がりには唸らされます。ラストのオチも「あっけない」という声もありましたが、「その後に繋がる」と思えば、充分にアリでしょう。シャマランも、いつかこの映画の続きを撮りたいと考えていたようですし、念願叶って本当によかったです!

 

 

第3位.M・ナイト・シャマラン「サイン」

M・ナイト・シャマラン「サイン」がおすすめの理由

「あの」シャマラン監督が、ミステリーサークルを題材に映画を撮る!と聞いて、いったいどんな仕掛けをしてくるのやら・・・と思ったら、そのまんま「宇宙人が来たサインだった」という身もフタもないオチをつけてくれたトンデモない作品ですが、臆面もなくこういうことをしちゃうからシャマラン映画は批判の対象にもなっちゃうんですけども、それだけにシャマランファンにとっては「たまらない」作品でもあります。TVのニュースで、わざわざキャスターが「本当に衝撃的な映像ですからお気をつけ下さい」と注意喚起までして映し出されるケムール星人のような宇宙人、「見えないよ、どけ!」とTV画面に向かって叫ぶホアキン・フェニックスのマヌケでありながら「あるある」なシーン。そこかしこに笑いを含めながら、襲撃シーンはやっぱり「ちゃんと怖い」のがさすがシャマランです。「体が千切れて瀕死の状態の妻と話す」なんていう、目には見えなくても想像するだにおぞましいシーンとか、シャマランの真骨頂ではないでしょうか。その奥さんの体を交通事故で千切った当人をシャマラン自身が演じてましたし。これも好き嫌いの激しく分かれる作品だとは思いますが、私は大好きです!

 

 

第2位.M・ナイト・シャマラン「ハプニング」

M・ナイト・シャマラン「ハプニング」がおすすめの理由

シャマランお得意の「ラストのオチ」を放棄したかのような作りに賛否両論ありましたが、シャマランの映画で賛否両論巻き起こることはもうお約束なので致し方なしとして、それ以上に「どうなってるんだこの映画は?」と思わせるようなトンデモ描写が続く斬新かつ衝撃的な映画だと言えるでしょう。冒頭の、9・11を思わせるような飛び降りの連鎖から始まり、動物園で獣に襲われる人の動画配信という現代ならではのアイデア。わざわざ芝刈り機の進行方向に寝転んで自殺するというそこまで凝らなくてもと言いたくなるようなシーンなど、物語を語るよりもただ単にそういった「誰も見たことのない自害シーン」をたくさん撮りたかったんじゃないの?と疑りたくなるような作品ですが、それだけに、この「個性」は際立っています。好みは分かれる作品だと思いますが、見ていて唖然とするようなマーク・ウォルバーグの「天然ボケシーン」も含め、ハマればこんなに楽しい映画もそうそうないかなと思います!

 

 

第1位.M・ナイト・シャマラン「シックス・センス」

M・ナイト・シャマラン「シックス・センス」がおすすめの理由

シャマランの名前を世界中に印象付けた、ホラー映画史上に残る名作と言っていいでしょう。古今東西数多あるホラー映画の中でも、アカデミー賞の作品賞や監督賞にノミネートされたのは、「エクソシスト」と本作くらいしかありません。それくらいホラーというジャンルを越えて評価されるほど、シャマランがその持てる全てを取り込んだ作品です。これ以降は、「シャマランらしさ」を存分に発揮するあまり賛否両論分かれる映画が多くなりますが、それでも本作に対する評価は変わりなく、見る者の胸に印象深く刻まれています。謎が解き明かされるラストに向けて、巧みに仕掛けられた「死んだ人は自分が死んだことに気付かない」「幽霊が出ると気温が下がって寒くなる」などの設定、そして「眠ってる間に話しかけるといいよ」という少年のアドバイス。主人公と妻との微妙な関係を自然なカメラワークで撮り分けた、その効果が生かされるラストシーンは、静かな感動を呼び起こします。ホラー映画として「ちゃんと怖い」映画であり、また優れた人間ドラマにもなっている。やはり「名作」の名が相応しい映画だと思います。

 

 

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