ジム・ヘンソン監督おすすめの映画ランキングTOP5

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ジム・ヘンソン監督おすすめの映画ランキングTOP5

世界的人気を誇る子ども番組である「セサミ・ストリート」に登場するマペットたちは、彼ジム・ヘンソンが生み出したものだということを知っている方はどのくらいいるのでしょうか?彼はまた、素晴らしい才能を持つ映画監督でもあります。ジム・ヘンソンにしか作ることのできないマペットたちが登場する映画には、子どもだけでなく大人をも魅了する力があります。

 

 

第5位.ジム・ヘンソン「ダーク・クリスタル」

ジム・ヘンソン「ダーク・クリスタル」がおすすめの理由

1982年に公開されたファンタジー映画です。ジム・ヘンソンとフランク・オズがふたりで監督した作品です。ちなみにこのフランク・オズ氏は、スター・ウォーズシリーズをてがけたことでも有名ですよね。ジム・ヘンソンはこの映画において、監督だけでなく製作もつとめています。ちなみにかの有名なロック・スターであるデヴィッド・ボウイはこの映画の大ファンでした。彼は、後述する「ラビリンス/魔王の迷宮」で重要な役どころである魔王ジャレスを演じていますが、この映画の大ファンであったために出演を快諾したという逸話も残っています。ジム・ヘンソンがてがけるマペットたちの魅力はもちろんのこと、この映画の大きなみどころはその壮大なストーリーです。ファンタジーの世界であるにも関わらず、本当に起こったことのように感じてしまうリアリティーがこの映画には流れているように思います。ジム・ヘンソン氏がつくりだすファンタジーの世界の魅力は、この「リアリティー」の追求のように感じます。

 

 

第4位.ジム・ヘンソン「ミュータント・タートルズ」

ジム・ヘンソン「ミュータント・タートルズ」がおすすめの理由

言わずと知れたアメリカン・コミックスの大人気キャラクター、「ミュータント・タートルズ」シリーズの中の一作です。キャラクターデザインをジム・ヘンソン氏が手掛けています。ちなみにミュージックを担当しているのは、みなさんご存知のあのM.C.ハマーですよ。アニメーションやアメリカン・コミックのミュータント・タートルズに慣れていらっしゃる方にとっては、この「実写版?」の映画にもしかしたら最初は抵抗があるかもしれません。あのキャッチーでポップなキャラクターが、この実写版映画ではややダークなカラーリングで、そしてややグロテスクな雰囲気で描かれているからです。スタイリッシュでかっこよくて、キャッチーで、子ども受けしそうな見た目ではなく、薄汚れていてちゃんと「生き物」臭さがある。つまり、キャラクターとしてのリアリズムを追求している…と私は思います。やはりそういうところに、ジム・ヘンソン氏の真骨頂を感じます。

 

 

第3位.ジム・ヘンソン「マペットめざせブロードウェイ!」

ジム・ヘンソン「マペットめざせブロードウェイ!」がおすすめの理由

ジム・ヘンソン氏がてがけたマペットの中でもっとも有名なのは、「セサミ・ストリート」のキャラクターたちです。あの独特なカラーリングと造形、専属のスタッフによる動きなどは、私がおさなかったころの日本ではあまりなじみがなく、子どもながらに少し怖いけれどもその怖さも魅力的だなあと感じていました。この「マペットめざせブロードウェイ!」は、あのキャラクターたちが好きな方には特におすすめしたいミュージカル・ムービーです。主人公は、カエルのカーミット。もちろんジム・ヘンソンがてがけるマペットです。彼は、大学4年生です。卒業を控えたある日、ブロードウェイでミュージカルを公演することを夢見て奮闘するおはなしです。ブタのミス・ピギーをはじめ、さまざまなマペットの仲間たちが意外とせちがらい社会の中で夢を叶えていくというストーリーが子どもだましな感じがあまりなく、大人が観ても面白いと思います。特に、カーミットがアルバイトをするシーンがおすすめです。

 

 

第2位.ジム・ヘンソン「ジム・ヘンソンのストーリーテラー」

ジム・ヘンソン「ジム・ヘンソンのストーリーテラー」がおすすめの理由

1985年からアメリカで放映されていたテレビシリーズなのですが、日本では映画としてVHSやDVDが販売されています。製作総指揮をジム・ヘンソンがつとめています。ショートストーリーのオムニバス映画なので、ひとつひとつ監督が違うのですが、中でもジム・ヘンソン氏がみずから監督した「兵士と死神」や「心のない巨人」は、本当にすばらしいの一言です。映画は、タイトルどおりストーリーテラーがあるお話を語るという構成になっています。ストーリーテラーを演じているのは、イギリスの名優である故ジョン・ハート氏です。彼は、暖炉の前に座りジム・ヘンソンが製作した犬のマペットに昔話を語って聞かせてくれます。昔話に登場するのは、同じくジム・ヘンソンがてがけたマペットたちです。ジム・ヘンソンがうみだすマペットたちは、本当に生きているようで、ほかの誰にも作ることのできないような魅力を持っていると思います。特にこの映画では、その魅力が際立っています。

 

 

第1位.ジム・ヘンソン「ラビリンス/魔王の迷宮」

ジム・ヘンソン「ラビリンス/魔王の迷宮」がおすすめの理由

1986年にジム・ヘンソン氏が監督をつとめたファンタジー映画です。子どもの頃から大好きな映画のひとつでした。主人公は、若き日のジェニファー・コネリーが演じるサラです。思春期真っただ中である彼女は、腹違いの弟であるトビーの子守りを任されうんざりしています。そんなある日のこと、サラは読んでいた本「ラビリンス」の台詞と重ねて、あるおまじないをつぶやきます。そのおまじないは、ラビリンスの王が自分の「本当の願い」をかなえてくれるというものでした。トビーの鳴き声に腹を立てていたサラは、つい「弟を連れ去って」とお願いしてしまいます。サラのことを見ていたラビリンスの魔王ジャレス(なんと演じているのは若き日のデヴィッド・ボウイその人です)は、サラのつぶやき通りトビーを連れ去ってしまいます。トビーを救うため、サラはラビリンスへ入っていくのですが…。この映画の一番の魅力は、ジム・ヘンソン氏が手掛けるマペットたちです。「セサミ・ストリート」とは一味違った彼の才能を目にすることができます。

 

 

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