ジョー・ジョンストン監督おすすめの映画ランキングTOP5
名前だけ聞くとピンと来ないかもですがアラサー、アラフォーの映画が好きな人なら一度は耳にしたことのある作品をいくつも作りあり得ない設定ながら起承転結が上手く、最後の最後まで世界観に浸りながらハラハラドキドキすることが出来ます。
第5位.ジョー・ジョンストン「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
ジョー・ジョンストン「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」がおすすめの理由
言わずと知れたアメコミ界のヒーローを題材にした作品で星柄の丸い盾、頭にAのロゴ入りマスクがトレードマークの外見もストーリーもまさにTHEアメリカ。マーベル好き、アベンジャーズが好きなは見ておくべき作品です。主人公は喘息持ちで体が弱い。ですがスーパーソルジャー計画のもと実験(血清を体内注入)により強靭な肉体を得てキャプテン・アメリカ(ヒーロー)になったのです。しかし超人的な強さに見合った事が出来ず彼は悩みます。そんな中で悪役が現れたりするのですが、戦闘シーンは迫力満点。マーベル系の映画の醍醐味と言うだけあってカメラワークが素晴らしく演出も規模も派手です。クライマックスは手に汗握ること間違いなしです。そこに恋や友情がかけ合わさりラストに向かって展開も目まぐるしいので二度目をすぐ見たくなります。定番ヒーローものですが伏線や小ネタもあり意外とストーリーはシリアスなので親子で見ても楽しめる作品になっています。
第4位.ジョー・ジョンストン「ジュラシックパークIII」
ジョー・ジョンストン「ジュラシックパークIII」がおすすめの理由
パニックと恐竜の王道ムービーの3作目を手掛けています。1と2はスティーブン・スピルバーグなため、意外と知られていませんが監督がここで別れます。スピルバーグが小説を元に映画を作ったのに対し、ジョンストンは映画独自展開。だからこその違いを楽しめますが、続編ものということで前作へのリスペクトが感じられ初代主人公を起用しているのも嬉しいポイントです。映画ロゴは新しくなりスピノサウルスに、撮影用に重さ12トンの恐竜を作ったそうです。遺伝子操作により恐竜を蘇らせた事でパーク内で様々な出来事が起こるのですが、そんなことをしてはいけないという生命倫理などのメッセージ性が前作同様あります。3というだけあって恐竜の種類もパニック度もグレードアップしています、パークがある島に到着してラストまでひたすら恐竜オンパレードです。恐竜に対するロマンはあるものの見終わった後は作品のテーマ通り、やっぱり過去の物を生き返らせるなんてダメだな。と思うはず。
第3位.ジョー・ジョンストン「遠い空の向こうに」
ジョー・ジョンストン「遠い空の向こうに」がおすすめの理由
実話を元に作られており、英語の教科書にも掲載されているそうです。またミュージカルにもなっています。元NASAの技術者、ホーマー・ヒッカムjrが高校生だった頃の話です。小さな炭鉱の町でロケット作りに励んだ4人の青春ストーリーで映画レビューも軒並み高評価です。何か一つの事に情熱を注ぐ事の出来る素晴らしさ、その想いを共有し合える友人達。この年代にありがちな親子での距離感、全てが絶妙に合わさっています。同じような経験をした人にも、こんな青春時代を送りたかったと思う人にも深く刺さる作品だと思います。また、作中に出てくるロケットのコンテストは現在も行われており実話だからこそのリアリティが詰まっています。ロケット作りに情熱だけでなく夢と希望を注ぎ、時に反発しながらも力を合わせる姿は大人だけでなくこどもたちにも是非見てほしいです。作中に出てくるライリーという女性教師が出てくるのですが、彼女も個人的には名脇役です。
第2位.ジョー・ジョンストン「ジュマンジ」
ジョー・ジョンストン「ジュマンジ」がおすすめの理由
初めて見たときはなんだこの映画!と思いました。1位にするか凄く悩むほど名作中の名作です。地面を掘り一つのボードゲームを見つけたところからストーリーが始まるのですが、冒頭で恐々とこのゲームを埋めるシーンがあり、話が進むにつれ納得します。誰かがゴールしジュマンジと声に出すまで決して止める事が出来ないルールがあり、なんと止まったマスに書いてある事が現実に起きてしまうなんとも奇妙で恐ろしいものだったのです。そしてこのボードゲームを埋めていた人達の正体も作中で明らかになるのですが、過去と現在が結末に向かって上手く混ざり合っていくのが本当に面白いです。未知なる展開に怖さも感じますが、それよりも続きが気になる!という気持ちが勝ります。ただ、このゲームから太鼓のような音がする演出があるのですが当時幼ながらに軽いトラウマになりそうでした。最終的にはハッピーエンドなのですが最後にそう来たか!と見た人みんな思うはずです。
第1位.ジョー・ジョンストン「ミクロキッズ」
ジョー・ジョンストン「ミクロキッズ」がおすすめの理由
ジョンストンの映画でジュマンジに隠れた名作中の名作です。タイトルの通り体がミクロサイズにまで小さくなってしまうという、一度は考えた事のあるもしもの世界を実現させた作品です。何気ないものが全て脅威になり、通常の一歩を踏み出す距離がとても長い道のりになる。芝の生えた庭はこんなにも脅威と危険が溢れているのか!と、終始コミカルに描いています。最初こそ自分たちの主張ばかりだったこども達が団結してこの困難に立ち向かう様子は笑いありハラハラありちょっとしたラブストーリーもある冒険ものです。体を小さくする機械を作ったのがこどもの父親で、日々ガラクタ呼ばわりされるものばかり発明しているのですが、ミクロサイズになってしまったこども達を懸命に探すシーンは傑作ながらも父親の愛情を感じられます。ですがこのお父さん、ちょっと抜けているので終盤でも思わず「あー!待って待って!」と声に出てしまうような事をしでかします。それは是非ご自身の目で確かめてください。
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