宮藤官九郎監督おすすめの映画ランキングTOP5

スポンサーリンク
entry
スポンサーリンク

宮藤官九郎監督おすすめの映画ランキングTOP5

他の作品とは一味ちがう発想ばかりでてくる宮藤官九郎さんの作品が面白くて、大好きです。舞台出身の方だけあって、舞台常連のちょっとマニアックだけれど、いい味を出す脇役さんをたくさん出演させたりしています。

 

 

第5位.宮藤官九郎「中学生円山」

宮藤官九郎「中学生円山」がおすすめの理由

中学生の飽くなき妄想が延々と繰り広げられるドラマ。中学生の丸山は妄想してばかり。自分が住む団地に最近越してきた謎の男が、本当は殺し屋なのではないかと妄想しだす…しかし実際に何やら怪しい動きが…?

自分のナニをて…これ以上言うのも憚られるけども、死ぬほどアホらしくて笑った。確かに学生の頃そういうことにチャレンジしたら意外とできるんやない?とか言ってる奴いたわぁ…丸山だわアイツ。
親とは見れないけど楽しい映画。「勢いだけの映画だけど勢いだけでも良い物は良いのね」衝動って中学生ってそんなものじゃないか!色んな俳優がはっちゃけるのが観れたしおもしろかった。草なぎ剛の演技がちょっと怖いくらいハマってたね。リメイクの13人の刺客の稲垣吾郎といいSMAPは妙に演技がハマるときがある気がする。でも一番良かったのはエンケンこと遠藤賢司。演技じゃなくて演奏だけど。グレッチギター似合うなー。ギター奪ったとき笑ったけど、演奏には心奪われちゃった。映画よりエンケンが心に残った。

 

 

第4位.宮藤官九郎「木更津キャッツアイ日本シリーズ」

宮藤官九郎「木更津キャッツアイ日本シリーズ」がおすすめの理由

当時中学生だった自分がDVD全巻持ってたほどに好きだったドラマの続編映画。当時は仲良し5人がいつもの場所でいつもの話題で盛り上がるっていうのは学生だと当たり前だったが、大人になると憧れてしまう。また昔に戻りたくなるような青春物語。ビール飲みに友達の家に遊びにいって、暇だからなにかしようって危ないことして。それはそれは充実した日々なんだと思う。学生時代は面白い映画だが、大人になって見ると切なくなったりもする。当時木更津の話で仲良くなった友人も他界し悲しい。
大人になると得るより失うばかりである。男たちの馬鹿な青春が詰まってる作品だとおもいます。それでもまた観たくなる。のがこの作品の1番の魅力だとおもいます。必要なのは仲間と事件とハイテンションとビール。だからこそこの作品はいつまでもいろんな世代の人たちに愛され続けるんだと思う。こんな仲間がいまもいれば、と悲しくもなる。そんな感情になれる良い作品。

 

 

第3位.宮藤官九郎「少年メリケンサック」

宮藤官九郎「少年メリケンサック」がおすすめの理由

ひょんなことから、凶暴なオヤジ4人組のパンクバンドを引き連れて全国ツアーに出ることになったお気楽OLの奮闘を描く物語。レコード会社の契約社員として働きだし、動画サイトで少年メリケンサックの動画を発見。社長に報告し、契約する事を決める。メンバーに会いに行ったら、中年になったメンバーがいた。その動画は25年前の解散ライブの映像であった。会社のサイトで流した当動画は10万アクセスがあり、ツアーが決定した。後に引けない状況となり、再結成をお願いする。オリジナルメンバーで演奏するという条件が出され、オリジナルメンバーに会いに行ったら、、、。また同じメンバーでバンドを組み、あの頃を音楽をもう一回鳴らす。絆を取り戻すとか人生再生的な感じで見る事が出来ました。佐藤浩市は結構破茶滅茶な役でしたが、大事な所でなるほどと思うような事を言ってて楽しい役でした。車移動でのシーンは面白いです。さすが宮藤官九郎です。そして宮崎あおいがかなり可愛い。ひたすら笑う、怒る、走る、そして中指立てる。喜怒哀楽がよく出ててマジで最高でした。

 

 

第2位.宮藤官九郎「嫌われ松子の一生」

宮藤官九郎「嫌われ松子の一生」がおすすめの理由

松子(中谷美紀)の浮き沈みの激しい人生を、甥(瑛太)が追想する。CM出身らしいテンポの良いカット割りと、癖の強い登場人物と、フィルターのかかった独特な色味の画面が持ち味。これくらいのさじ加減が一周廻ってお洒落に見える不思議。『オズの魔法使い』のドロシーや『メリー・ポピンズ』などの往年のミュージカル作品をモチーフにしてることに今になって気付く。白い歯を見せる体育教師の谷原章介、妹の市川美日子、DV夫のクドカン、真面目サラリーマンの劇団ひとり、仕事仲間の黒沢あすか、風俗のドンのスカパラ谷中敦などが印象的。男に出会っては堕ちていくの繰り返し、ゆっくりとぐるぐる下る螺旋階段のよう。展開やトーンが同じで変わらないから途中で飽きる。BONNIE PINKとAIのミュージカルシーンは好き。ラストの子供たちの行動の血の通わなさは後の『告白』にも通じる。中谷美紀は日本アカデミー主演女優賞も納得の当たり演技。口癖の明るいテーマ曲がどんどん重く聞こえてきて辛いけど、最後のまとめ方は救いがあったのでよかったです。

 

 

第1位.宮藤官九郎「舞妓Haaaan!!!」

宮藤官九郎「舞妓Haaaan!!!」がおすすめの理由

ストーリーが鮮やか! なんかこう、この要素がこうなってこう!っていうテンポ感とエネルギーとがイイなあ。キャラクターそれぞれが濃いです、濃すぎて非現実的なんだけど、その非現実的さを全面に押し出してそれをスパスパ鮮やかに構築して出しているのが本当に気持ちいいです。阿部サダヲさん、まず学生時代も彼がそのまま演じてたのはほんとズルい。違和感返してほしい。
結構アレな人物だけど憎めなくて何かやってくれそうで伊東四朗社長に投資もさせるよなこりゃって思わせる、そんな演技で本当にお見事。鬼塚が彼じゃなかったら、作品のアク(良い意味)にあてられて最後まで見れなかったかもしれません……(笑)鬼塚vs内藤の青春ライバル関係のバトルになるわ、先崎部長は有能な補佐役としての才能を遺憾無く発揮しそして内藤サイドについてしまうわ、社長完全に鬼塚のこと大のお気に入りになっちゃってるわで、なんかもう濃すぎる人物たちのてんやわんやが馬鹿かわいい。最後。鬼塚・内藤・富士子・駒子の将来、端的に言って萌えました。うますぎる位に歴史が繰り返して、もう爽快。鑑賞後、とってもスッキリした気分です。

 

 

コメント