デヴィッド・フィンチャー監督おすすめの映画ランキングTOP5

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デヴィッド・フィンチャー監督おすすめの映画ランキングTOP5

デヴィッド・フィンチャーの映画は、ストーリーも映像も暗めの作品が多いですが、どの作品も人間の本質に鋭く切り込み、時に狂気すら感じさせます。冒頭からエンディングまでぐっと観客を惹きつけ、鑑賞した後にも長い余韻を感じさせてくれる映画を撮る監督です。

 

 

第5位.デヴィッド・フィンチャー「ゾディアック」

デヴィッド・フィンチャー「ゾディアック」がおすすめの理由

実際の連続殺人鬼「ゾディアック」を映画化した作品です。ジェイク・ギレンホールが主役のロバートを演じます。共演は「アベンジャーズ」で大人気のマーク・ラファロとロバート・ダウニー・Jr.です。映画は、カリフォルニアで若い男女が何者かに銃で撃たれるシーンから始まります。その後、ゾディアックと名乗る人物が自らの犯行を詳細に記した手紙を新聞社に送り付けます。手紙には暗号文も添付されていて、暗号を解かなければさらに殺人が起こると書かれていました。新聞記者のポールと風刺漫画家のロバートは暗号を解き、犯人を捕まえようと動き始めます。その後、またカップルが襲われ、新聞社にゾディアックから手紙が届きます。警察も必死で捜査を進め、刑事のデイヴィッドが容疑者を特定しますが、犯人はなかなか捕まらず、月日だけが流れていきます。実際に起こった連続殺人事件がベースになっていて、事件は未解決なので映画でも犯人は捕まりませんが、ゾディアックの犯行と謎を追うストーリーは興味深く、ミステリー好きなら必見です。

 

 

第4位.デヴィッド・フィンチャー「ファイト・クラブ」

デヴィッド・フィンチャー「ファイト・クラブ」がおすすめの理由

主役を演じるのは個性派俳優のエドワード・ノートンです。主人公には名前が無く、「僕」と言って観客に語りかけるようにストーリーが展開します。「僕」は平凡な会社員で、不眠症に悩まされています。ある時、病気で苦しむ人たちの話を聞くと気分が安定することに気付いた「僕」は、病気と偽って末期ガンなどの重症の患者のカウンセリングに潜り込み、そこでマーラと知り合います。その後、出張中にタイラーという石鹸のセールスマンと出会った「僕」は、タイラーと意気投合し、「ファイト・クラブ」という殴り合いをする秘密集会を運営します。マーラとは親密な関係になり、タイラーと共に同居を始めます。そして、「僕」はどんどん常識から外れた世界に堕ちていくのです。ファイト・クラブはいつの間にかテロリストの集団と化し、ラストで事件を起こします。このラストを見た時は本当に驚きました!タイラーの存在にはある仕掛けがあるのですが、それはラストまで見なければわからないようになっています。エドワード・ノートンとブラッド・ピットの演技が素晴らしい作品です。

 

 

第3位.デヴィッド・フィンチャー「セブン」

デヴィッド・フィンチャー「セブン」がおすすめの理由

ブラッド・ピットが新人刑事ミルズを、モーガン・フリーマンがベテラン刑事サマセットを演じます。二人が担当する事件は、キリスト教の「七つの大罪」を再現した身の毛もよだつ連続殺人事件です。七つの大罪とは、「暴食」「強欲」「怠惰」「肉欲」「高慢」「嫉妬」「憤怒」。それぞれの罪に関連した人々が、その罪を暴かれるように残酷に殺されていきます。犯人らしき人物が図書館で七つの大罪に関する本を借りていたことを突き止めたミルズとサマセットは、ジョン・ドゥと名乗る男の家に乗り込みますが、逃げられてしまいます。その後もミルズたちは熱心に捜査を進めていきますが、頭の切れる犯人はなかなか尻尾を掴ませないのです。そして5番目の殺人の後になぜか犯人は自首します。犯人の目的は残り2つの殺人を完成させるためでした。そしてラストのショッキングな展開に突入します。残酷な殺人描写が多くて気持ち悪くなりますが、ストーリー展開が良くて、見ごたえがあります。ミルズの妻を演じたグウィネス・パルトローの演技もすばらしいです。

 

 

第2位.デヴィッド・フィンチャー「ソーシャル・ネットワーク」

デヴィッド・フィンチャー「ソーシャル・ネットワーク」がおすすめの理由

Facebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグの大学生時代を映画化した作品です。ザッカーバーグを演じるのはジェシー・アイゼンバーグ。ハーバード大学の学生だったザッカーバーグがいかにしてFacebookを立ち上げたか、その後どのように運営したか、ザッカーバーグという人物と関係者がどのような関係だったのかが描かれます。ある時、ザッカーバーグは別れた彼女への嫌がらせを目的にしたサイトを作り、たくさんのアクセスを集めます。彼のプログラミング能力に目を付けたウィンクルヴォス兄弟からコミュニティサイトの制作を依頼されたザッカーバーグは、彼らを裏切り、自分で学生用のSNSを創設します。それがFacebookの始まりでした。Facebookは巨大企業へと成長しますが、ザッカーバーグの癖のある性格が災いしていきます。私たちが普段利用しているFacebookがどのように作られたのか、ザッカーバーグが若い頃にどんなことをしでかしたのかを知ることができます。SNS時代の先駆けとなった人物の物語から多くのことが学べます。助演のアンドリュー・ガーフィールドやアーミー・ハマーの演技も素晴らしいです。

 

 

第1位.デヴィッド・フィンチャー「ゴーン・ガール」

デヴィッド・フィンチャー「ゴーン・ガール」がおすすめの理由

ベン・アフレックとロザムンド・パイクが共演したスリラー映画です。ある日、ニックの妻エイミーが失踪します。エイミーは有名な児童文学のモデルなので、すぐマスコミが騒ぎ始めます。ニックはエイミーを心配しますが、世間はニックがエイミーを殺したのではないかと疑います。そしてエイミーの日記から、エイミーがニックとの生活に不満を持っていたこと、ニックが浮気をしていたことがわかります。さらには自宅の床からエイミーの血痕が見つかり、ニックは容疑者となります。ストーリーが進むと、だんだんニックが怪しくなってくるのですが、途中から実はエイミーがとんでもない計画を実行していたことがわかります。エイミーの行動は常軌を逸していてゾッとします。エイミーの思うつぼにハマりうろたえる夫をベン・アフレックが上手く演じます。二転三転するストーリーは秀逸で、観客は騙されます。そしてストーリー以上に見どころなのが、エイミー役のロザムンド・パイクの演技です。彼女のあの無表情な顔が「女は怖い」と思わせます。スリラー映画ファン必見の1本です。

 

 

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