リドリー・スコット監督おすすめの映画ランキングTOP5

スポンサーリンク
entry
スポンサーリンク

リドリー・スコット監督おすすめの映画ランキングTOP5

出会いはやはり「エイリアン」ですが、その後の「ブレードランナー」を始め、現在も監督するたびに問題作、話題作を提供してくれる、その動向が常に気になる監督の一人です。21世紀になり再びエイリアンシリーズに手を染め始めましたが、庵野監督の「エヴァ」とどちらが先に完結出来るか、ファンとしては注目したいところです。

 

 

第5位.リドリー・スコット「グラディエーター」

リドリー・スコット「グラディエーター」がおすすめの理由

実は私自身はそれほど「好きな映画」ではないのですが、アカデミー作品賞を受賞した作品として、「お勧め枠」に入れないわけにはいかない作品でしょう。やはり「ベン・ハー」や「スパルタカス」といった、ハリウッド歴史大作全盛期に作られた映画に比べると、スケール感がやや劣るように感じるのは致し方ないかと思います。とはいえ、あえてそれに「挑んだ」スコットの意欲は十二分に感じられ、ビジュアル的にも内容的にも見応えある作品に仕上がっています。オリヴァー・リードやリチャード・ハリスなどの「重鎮」を脇に添え、ラッセル・クロウとホアキン・フェニックスという、これからの映画界を引っ張っていくことになるであろう俳優たちをメインに据えた配役も絶妙と言えるでしょう。ただホアキンに関しては、この後に出演した「サイン」の少し情けない感じの方が彼には「ハマり役」かなとも思ってしまいますが、史劇における典型的な悪役を熱演しています。ラストの「一騎打ち」も物足りなさが残ってしまうのですが、あまり過去の名作と比べてしまうのは酷というものでしょう。見応えタップリな現代版の史劇として、名作と言える作品だと思います。

 

 

第4位.リドリー・スコット「ブラックホーク・ダウン」

リドリー・スコット「ブラックホーク・ダウン」がおすすめの理由

その後の戦争映画の歴史を変えたとも言える、スピルバーグの残酷戦争絵巻「プライベート・ライアン」の影響を受けていることは間違いないと思いますが、ハンパない臨場感を実現したのに比べてライアン二等兵を巡るドラマはもうひとつといった印象の「プライベート~」に対し、それならこちらはドラマ部分は極力排除して、「戦場」に特化した作品を作ってやる!と気合を入れまくったような、こちらもまた戦争映画の歴史に刻まれるであろう衝撃作です。映画中盤、米軍のヘリ・ブラックホークが敵地に墜落=ブラックホーク、ダウン!してからの約1時間半は、戦場に特化した戦争映画を見たいとは思っていたけど、実際見るとこんなに凄まじいものとは思わなかった!と、世界中の戦争映画ファンを唸らせることになる壮絶な地上戦が、これでもか!とばかりに延々と繰り広げられます。どこへ行っても留まっていても敵がうじゃうじゃ湧いてくる恐怖、朝方やっと救援が来たと思えば、安全区域まで自分の足で「走る」ことになる・・・疲労と精神的ダメージで嘔吐しながら走り続ける兵士たちの姿は、「助かった」姿のはずなのに、正視出来ないほどです。凄い映画を作ったなあ!と思わずにいられない、名作と言えるでしょう。

 

 

第3位.リドリー・スコット「テルマ&ルイーズ」

リドリー・スコット「テルマ&ルイーズ」がおすすめの理由

リドリー・スコットが60~70年代のニューシネマテイストたっぷりに描き出した、女性二人の逃避行ロード・ムービーです。主役となる2人が「若い娘」ではなく、ある程度年齢を重ねた、でもまだ大人にはなりきれていない世代というところも絶妙な設定だと思います。スーザン・サランドン&ジーナ・デイヴィスの2人がハイウェイを走らせる風景は、切なげでありながら美しく、見る者の胸をアツくさせてくれます。出番は短いですが、若き日のブラッド・ピットの肉体美も見どころのひとつ。立ち寄ったドライブインで粗暴な男にレイプされかけて逆に殺してしまい、逃避行を開始、資金を得るため銀行強盗にチャレンジ・・・!という筋書きは、エスカレートしていく犯行というより、ヒロイン2人が「束縛から解放され自由になっていく」様を生き生きと描き出しているようで、清々しいくらいです。それゆえに、名シーンとして語り継がれるであろうラストシーンは、いつまでも強く胸に焼きつきます。これもまた、リドリー・スコットの生み出した「名作」と言えると思います。

 

 

第2位.リドリー・スコット「ブレードランナー」

リドリー・スコット「ブレードランナー」がおすすめの理由

いまやカルトSFとして、世界中に熱狂的な信奉者を持つSF映画の金字塔です。公開当時はそれほど大きな話題にはならなかったのですが、公開後月日を重ねるごとに再評価する意見が増え始め、そのたびに「フィナル・カット」やら「完全版」やら「最終版」やら、違うバージョンがリリースされたりしてややこしいですが、とにかくSF映画の枠に収まらない映画史に残る作品として評価されている、大傑作です。絶えず酸性雨の降り続く、アジアンテイストに満ちたロサンゼルスという「近未来の光景」は、その後のSFだけでなく多くの映画作家たちに影響を与えたのは間違いないと思います。それまでほとんど知られていなかったルトガー・ハウアーは、本作で一気に映画史に名を残す配役と評価を得ました。原作というより「アイデアもと」となった原作のフィリップ・F・ディックの名前も一躍有名になりました。日本でも大友克洋の「アキラ」や村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」が生まれていた時代に、「同時代性」を感じさせるサイバーパンクSFの映画界の代表作として、これから先も次の世代へと語り継がれるであろう作品です。

 

 

第1位.リドリー・スコット「エイリアン」

リドリー・スコット「エイリアン」がおすすめの理由

リドリー・スコットの出世作にして、SF映画、ホラー映画、クリーチャー映画など、これら全てのジャンルにおいて現在も大きな影響を及ぼしていると言える、大傑作です。ギーガーの名前など全然知らなかった頃に、本作のビジュアルを映画雑誌で初めて見た時の衝撃は、未だに忘れられません。巨大な女性器のような洞窟の入り口、生物の肌と内臓と骨が入り混じった、なまめかしくおぞましい壁面を持つ洞窟、化石のようなそれでいて生きているかのような砲台とエイリアンの死骸。何もかもがまさに「カルチャーショック」でした。そして、史上最強の捕食者として登場した「エイリアン」。鋼鉄のようでありながら軟体生物のようにしなやかで、粘液にまみれたビジュアル。切断するとその血液は金属を溶かす成分を持っているという、存在自体が凶器そのものであるという恐るべき「生物」。最後に生き残ったシガニー・ウィーヴァーが本作1本でスターダムにのし上がり、そしてこの当時はまだそれほど作られていなかった「戦うヒロイン」を見事に体現した作品でもあります。まだCGの技術などなかった頃に製作された本作は、当時の才能ある映画人たちの熱意が結集した「奇跡の一本」と言えるでしょう。

 

 

コメント