ロン・ハワード監督おすすめの映画ランキングTOP5

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ロン・ハワード監督おすすめの映画ランキングTOP5

本人も俳優という面を持つ事からか社会派のシリアスな作品から娯楽性の高いSFなど作品によってガラッと変わる所が引き込まれる。またテレビドラマである「24 TWENTY FOUR」のプロデューサーを務めているという点だけでもかなり興味をひかれる。

 

 

第5位.ロン・ハワード「ダ・ヴィンチ・コード」

ロン・ハワード「ダ・ヴィンチ・コード」がおすすめの理由

大スターであるトム・ハンクスが大学教授を熱演している点でかなり良作の映画だと感じる。またキリストにまつわる都市伝説を上手く散りばめておりこの手のミステリーが好きな人にはかなり楽しめると思う。映像の明るさも少し暗めで怪しさが醸し出されている点も大きい。なによりダヴィンチの絵の不気味さが際立っている点が素晴らしい。嘘か誠か分からない情報でもそういう事もあるかもしれないと思わせてくれる所が絶妙で冒険心をくすぐられる。特に本編冒頭に儀式的なものを匂わせる男の裸と謎の記号はつかみとしては有効でワクワクできる。個人的にはトム・ハンクスがフランスの町を息をあげて走り回る姿がちょっと面白くて笑える所も良い。その他脇を固める登場人物にジャン・レノの出演しておりフランスらしいオシャレな刑事が印象に残る。しかも主人公を追いかける存在という所が何より萌えを感じる。しかも彼に関しては最終的に衝撃の事実も明かされるの見どころである。

 

 

第4位.ロン・ハワード「コクーン」

ロン・ハワード「コクーン」がおすすめの理由

主人公である老人たちが宇宙人のテクノロジーで若々しい青春時代を取り戻していく過程があざやかに描かれる所が魅力である。特に本編開始時はかなり年老いた老人という印象だった彼らがどこの若造だというほどに活発に歩き回る演出はかなりコミカルで笑える。その姿を見た老人ホームの仲間達がこぞってその力の恩恵にあずかろうと駆け出す姿は人間のおぞましさすら見て取れる。なぜならこの作品に出てくる宇宙人達が善良であるためだ。彼らが持ってきたテクノロジーは本来眠りにつく仲間達を目覚めさせるために使うものだった。それを使い果たしてしまった主人公達を責めるどころか許してしまう所はさすが高度な文明を持つ存在といった印象で人間の愚かさが際立つ。作風がコミカルな分、その異質性が際立った映画とも思える。そしてこの作品の最大の見どころはラストの衝撃さである。主人公を始め老人たちのそれぞれの生き方が明確に別れる所がなんとも言えない哀愁を誘いSFであるがホームドラマにも見て取れるのが凄い。

 

 

第3位.ロン・ハワード「天使と悪魔」

ロン・ハワード「天使と悪魔」がおすすめの理由

シリーズ第2弾の作品であるが前回よりもミステリー度が上がっている点が見どころである。またヴァチカンを舞台に宗教と科学の対立と融和が上手くマッチしているのが素晴らしい。特に歴史情緒ある町並みと科学の実験シーンは異色の色合いを見せ映画に引き込まれる。なによりローマ教皇死去により空席となった教皇の座を狙う者たちも暗躍し始める場面は人間らしさがにじみでるのと同時に秘密を共有する彼らの絆も垣間見える描写が絶妙でその信仰の重要性がよく伝わってくる。そのため主人公はトム・ハンクス演じるロバート・ラングドンであるはずなのに新の主人公は教会側の人間でラングドンはその物語の目撃者といった印象が強い点も面白い。とは言っても見せ場ありイルミナティ関連を語るシーンは都市伝説的でやはりワクワクする。焼き印の描写なども生々しく異端なものという描写がダイレクトに伝わってくる所も物語に色を出していて謎を呼ぶ。というより伏線が素晴らしく見終わった後に気づく仕掛けも良いと思う。

 

 

第2位.ロン・ハワード「インフェルノ」

ロン・ハワード「インフェルノ」がおすすめの理由

シリーズ3作目であるが、主人公ラングドンの国をまたいだ逃亡劇が見どころである。特に重要なのは彼が記憶喪失で自分が何をしていたのか全く分からない点である。そこはやはりミステリーとしてよく出来ていると思う。なにより彼の前に現れる謎の美女に導かれるままにダンテゆかりの謎を解く旅までが結構面白い。というより一種の観光旅行的に映画を楽しめるのが良い。その他そのラングドンを追いかける謎の組織も怪しさが醸し出されているがどこかとぼけている感じが実に絶妙で面白い。故に作品終盤になるとそのとぼけた所も実は伏線で衝撃の展開に繋がる流れがあざやかで見終わるまで気づけない所もかなり凄い。とは言えその敵役であるハリー・シムズが結構好きだったので最終的に散々な目にあったのは若干ショックである。その他今まで女の影すら感じられなかったラングドンに春が訪れそうかもという演出がなされているのも特徴で女が去ったら別の女がやってきたという印象で個人的にはよかったと祝福できる映画である。

 

 

第1位.ロン・ハワード「ビューティフル・マインド」

ロン・ハワード「ビューティフル・マインド」がおすすめの理由

ノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュの半生を描いた作品であるが印象的なのは前半と後半ではガラリとその作風が変わる点である。特に最初の方は天才故に孤独を感じるがその才能をかわれて国の極秘作戦に参加する過程はよくあるスパイ映画のようである。しかし中盤に差し掛かる頃になると衝撃に事実を知る事になり、いっきに家族との絆を描くファミリー映画の印象が強くなっていく。とは言え最も素晴らしいのはラッセル・クロウ演じるナッシュの心の変化の過程が上手く描かれている点である。若い頃は天才故の過信や少し人を見下している部分が目立つ彼であるが歳をとり様々な挫折を味わった彼は哀愁すら漂わせるまでになるのが心を打たれる。特に年老いた彼が大学で生徒達に強弁をとるまでになり自身の問題を少し笑いにすら変えている点はジョン・ナッシュという人間性が上手く出ていると思う。個人的はノーベル賞の授賞式で大きくなった彼の息子が少しだけ登場していたのがかなり感動する。

 

 

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