チャールズ・チャップリン監督おすすめの映画ランキングTOP5

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チャールズ・チャップリン監督おすすめの映画ランキングTOP5

チャップリンの映画の特徴はとして上げられるのは、監督でもあるチャップリン本人が出演している作品が多いことです。 役柄としては、ホームレスや放浪者またはそれに近いものが多く、お金がなくて働いたり、警察やお金持ちなど人を振り回してドタバタ走り回ったりと、笑いを入れつつも恋や人との絆など哀愁漂うシーンを含め、音と表現のみで伝えれてるのは凄いです。 今ではほとんど見かけなくなったサイレント映画ですが、現在の高画質の映像や迫力のある音楽に疲れた人ほど、1度見たらハマるかもしれないです。

 

 

第5位.チャールズ・チャップリン「街の灯」

チャールズ・チャップリン「街の灯」がおすすめの理由

1931年にアメリカにて公開した映画で、日本でも1934年に公開しています。 あらすじはホームレスの男性が、自分で食べる食事もお金もなくフラフラと街をさまよっていた時に、盲目の花売り女性の女性に一目ぼれをしてしまった。 花を売っている時に娘がうっかりと商品を落としてしまい、たまたま歩いていたホームレスが花を拾って彼女に渡す。 同じタイミングにて、そばにいた金持ち風の男性がタクシーに乗り、走り出す音を耳にした。 彼女は花を拾ったのが、タクシーに乗ったお金持ち風の人と勘違いしてしまう。 その一連の流れを、見ていたホームレスの男性。 本当は自分が拾ったよと言いたいけど、身分の身なりを知り、何も言わないで姿を去ってしまった。 ある日、彼女が大金を支払い手術をすれば、視力を取り戻すことができると知った。 しかし、お金がないどころか住んでいる賃貸の支払いも滞っているので、立ち退きも迫られている状態。 そのことをホームレスの男性が知り、彼女の力になりたいと大金を稼ぐため、働こうと動き出した。 チャップリンの映画作品の中では、ドタバタ劇を抑えたハッピーエンドがあるラブストーリー。 お金がなくても彼女を助けたいと奮闘するホームレスの男性だが、元々働くことに向いていない彼はトラブルをおこしてしまった。 しかし何故か人に好かれるのか、お金持ちの男性と仲良くなってしまう。 色々な経緯があって大金を手にした盲目の女性は、手術をして視力が元に戻りますが、ホームレスの男性の存在を知らない彼女はどうやって再び会うことができるのでしょうか。

 

 

第4位.チャールズ・チャップリン「黄金狂時代」

チャールズ・チャップリン「黄金狂時代」がおすすめの理由

1925年にて、アメリカで公開された映画作品です。 山に金塊を求めて探検に来た男性が、吹雪によって視界が悪くなったことから、近くの山小屋へと入り避難した。 そこには、警察から逃げているお尋ね者のブラックがいた。 その後に、金塊探しのビッグが入り込んで、山小屋の中で避難生活をすることになった。 大人3人での生活は、すぐに荒んでくる。 山小屋の食料が尽くだけではなく、雪は吹雪いたままで、外に出ることも難しい。 空腹状態で過ごす中、自分以外の人間が食べ物に見えるだけではなく、食べられるのかと自分が履いている靴をパーツごとに分け、食べようとした。 やっと吹雪が止み外に出ようとしたら、山小屋が傾いた。 おかしいと思いながらも外に出るドアを開いたら、小屋の半分が崖からはみ出ていていることに気付いた。 上手く外に出ないと、小屋ごと崖から飛び出して落ちてしまうと恐怖に感じた。 危険なのですぐに外に出ないとならないが、小屋の中にウロウロするたびに傾いている状態にどうやって出るのかが、この映画の笑いどころともいえます。 クシャクシャのパーマにちょび髭、ブカブカのズボンに先が丸まった靴という、よくTVで見るチャップリンの姿がコレと思ってしまいます。 人の極限による空腹状態によって出る、幻覚や凶器さがにじみ出た話です。

 

 

第3位.チャールズ・チャップリン「キッド」

チャールズ・チャップリン「キッド」がおすすめの理由

1921年に、アメリカで公開した作品です。 チャップリンの映画のほとんどは、大人がメインの役として起用することが多いですが、キッドでは子役を起用したことで、当時は話題になっていました。 あらすじは、病院にて子供を出産した女性は、車内に自分の子供を置き去りする。 その後、たまたま通りかかった放浪者が、赤ん坊を見つけてしまった。 自分では育てることができないからと、警察や夫人の前へと置こうとするが、その場で見つかってしまう。 赤ん坊のそばにあった置手紙を読み、自分で育てようと決心した。 5年後なんとか育っている男の子と親となった放浪者は、犯罪すれすれのことをしながらも何とか生計を立てていた。 子供を捨てた母親は普通に生活するものの、偶然男の子と再開してしまう。 その後、男の子が自分の子供だと知るともう一度会いたいと、新聞にて探してほしいと懸賞金付きで呼びかけた。 ついに女性の元に少年が来て、親子の再開が実現した。 実の子供ではないものの、警察や孤児院の職員に捕まらないようにと必死で逃げならがも、本当の子供のように接する放浪者。 生まれた時から傍にいるから、本当の父親のように接する男の子。 放浪者を演じるチャップリンと子役がお互いに助け合い、ドタバタとしながらも、実の母が現れたことによって互いの絆を確かめる。 笑いの部分が多いものの、子役の演技によって、つい涙が出てしまう作品です。

 

 

第2位.チャールズ・チャップリン「モダンタイムス」

チャールズ・チャップリン「モダンタイムス」がおすすめの理由

1936年に、アメリカにて公開した映画。 チャップリンの映画作品の中には、タイトルとは別にテーマを掲げているのが特徴です。 このモダンタイムスには、タイトルとは別に“労働”がテーマになっています。 大きな製鉄所で働いている主人公は、ベルトコンベアーで流れてきたネジをスパナで回していた。 単純作業だが、常に巨大モニターにて監視され、休憩時間もろくに与えて貰えない。 何とか効率よく働くことができないかと、工場の上司が主人公を呼び出して、自動給食マシーンの実験台にする。 自分の好きなように食べたいのに対し、マシーンが自動的に口の中に食べ物を入れる。 しかしマシーンが壊れてしまい、主人公は再び元の職場へと戻った。 作業に戻りネジを回すのだが、作業効率を上げるためにベルトコンベアーのスピードが速くなった。 それに合わせて動く主人公は追い詰められ、精神状態がおかしくなり病院へと送られてしまった。 今でいうブラック労働を続けて心を壊してしまうが、ひょんな時に少女と出会い意気投合したことによって、一緒に住もうと再び働きはじめる。 いつものドタバタ劇に、テーマの労働を加えたシーンが多い。 単純に笑えるものの、当時はお金を稼ぐことが難しい社会の冷たさが、にじみ出る内容となっている。 働きながらも日々監視される窮屈さに対し、最後には自由な生活を求めて旅に出てしまう主人公と少女の2人は印象的です。

 

 

第1位.チャールズ・チャップリン「ライムライト」

チャールズ・チャップリン「ライムライト」がおすすめの理由

時代は、第一次世界大戦の前。 道化師のカルヴェロはかつてイギリスでスターだったが、年を取ってしまい当時の影もなく酒浸りとなる。 ある日、自殺未遂をしたバレーの踊り子を助けた。 精神的なショックで生きる気力がなくなった彼女を、カルヴェロは支えもう一度踊るようにと励ます。 元々ダンサーとしての才能があった彼女は、踊り子として職を手にするだけではなく、彼女の踊りを見た作曲家にも誘われ、舞台に出演するようなった。 一方で、カルヴェロは彼女を支えるものの、自分の芸では失敗ばかり。 そんな時、彼女の踊りに心を奪われたテリーが出てきて、愛の告白をする。 彼女は、自分を献身的に励ましてくれたカルヴェロのことが好きになっていた。 その気持ちを打ち明けるが、成功している彼女とは釣り合いが取れないばかりか、若くて素敵な男性がいるだろうと、カルヴェロは彼女の前から去ってしまった。 全盛期の作品では自ら主役になることが多かったが、徐々に監督に専念している作品が増えてきた。 アメリカでは最後の作品となり、カルヴェロ役として出演しているものの、スポット当てているのが自分ではなく、踊り子になっていることから、他の4作品とは違った感覚で見ることができます。 コメディーというよりかは哀愁漂う恋物語で、実ることがない展開で涙が出てしまった作品です。

 

 

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