蒼井優出演おすすめ映画ランキングTOP7

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蒼井優出演おすすめ映画ランキングTOP7

子役の時から、様々なジャンルの映画に挑戦し、その都度新しいキャラを演じながらも、キャリアを積んでいくに連れて『蒼井優らしさ』を演技にも見出しているところが凄いと思います。どの役もしっかりと自分のものにし、この役は絶対蒼井優にしかできない、と思わせるような素晴らしい演技をする実力派女優なので大好きです。

 

 

第7位.「リリィ・シュシュのすべて」(蒼井優出演)

「リリィ・シュシュのすべて」(蒼井優出演)がおすすめの理由

まだ若い頃の市原隼人さんと、デビューしたての蒼井優さんが出ており、まだ演技は今ほど器用ではなく少々荒削りですが、それはそれでいい味を出していると感じました。子供は純粋だなんてよく言われますが、実際は学校という狭い世界で色々な悩みを抱えながら生きているのが子供です。また、世界の汚い部分だったり、人間の愚かさ、情けなさを知っていくのもきっと思春期ごろだと思います。そんな不安定な青年、少女を忠実に描いた作品がこのリリィ・シュシュのすべてだと思います。岩井俊二監督の作品なので、世界観は独特ですが、人間の汚い部分も美しく表現していたのが凄いと思いました。学校の先生が、生徒との面談で『最近困っていることはある?』との質問を投げかけますが、本当は苦しんでいても先生には何も話さない、という先生と生徒の関係性もリアルに映し出していたのが良かったです。

 

 

第6位.「人のセックスを笑うな」(蒼井優出演)

「人のセックスを笑うな」(蒼井優出演)がおすすめの理由

タイトルはインパクトがありますが、実際はとてもゆったりとした作品です。19歳の『僕』と、39歳のユリさんは恋に落ちます。ユリさんには夫がいるので、『ボク』は遊び相手にすぎませんが、『ボク』にとってユリさんは本命の相手であり、まだ子供でありながらも、本気で人を好きになった『ボク』に感情移入してしまう人も多いのではないかと思います。そんな『ボク』に想いを寄せる少女が蒼井優さん演じるえんちゃんです。劇中ではまだまだ子供なえんちゃんと、人生にも恋愛にも慣れて大人なユリさんが対比されるようにスクリーンに映し出されます。結局大人なユリさんに負けて、叶わぬ恋となってしまうえんちゃんが抱く悔しさを、展示会にてお菓子を貪り食う、という演出で表現した監督のセンスは素晴らしいと思いました。素直だけど、少しわがままなえんちゃんはとても可愛らしかったです。

 

 

第5位.「クワイエットルームにようこそ」(蒼井優出演)

「クワイエットルームにようこそ」(蒼井優出演)がおすすめの理由

この映画を見たとき、蒼井優さんが全身黒の服装で、いわゆる『ロック』と言った感じのファッションだったことに驚きました。とてもクールでカッコいい女性、という感じで個人的にこの蒼井優さんは好きでした。この役柄では蒼井優さんは声やしゃべり方も普段とは全然違うところもポイントです。この映画は、毎日仕事に追われ、人間関係にも疲れ果ててしまった女性が主人公となっています。おそらくこの映画の監督は、働く女性が増えた現代だからこそ、この映画を作ったのだと思います。主人公は疲れ果てて薬を飲んだことで意識を失ってしまいます。大切な自分の命を自分の手で傷つけてしまったのです。最近過労死などのニュースをよく見かけます。この映画でも主人公は死にかけてしまいますが、クワイエットルームへ来たことで自分を取り戻し、命を大切にすることを学びます。現代が抱える闇に光を差し込むような、素晴らしい作品でした。

 

 

第4位.「オーバーフェンス」(蒼井優出演)

「オーバーフェンス」(蒼井優出演)がおすすめの理由

なんといっても、キャストが素晴らしいです。主演に蒼井優さんとオダギリジョーさんというなんとも豪華な組み合わせでした。人生に意味を見出せない、生きる気力もなくしてしまった男(オダギリジョー)と、自分なんか誰も愛してくれないのだと自分を大切に思えない女(蒼井優)が出会い、どんなに辛くても頑張って生きていこうと、新しい一歩を踏み出そうとする映画です。タイトルのオーバーフェンスには色々な意味合いが込められていますが、この映画のラストシーンで、男(オダギリジョー)が野球の試合で打ったボールがフェンスを超え(オーバーフェンス)、辛いこともあるけれどそれを乗り越えたら何かいいことがあるかも知れない、というようなことを匂わせるような演出が最高でした。二人が、お店の中で他人の目も気にせず踊り出すシーンはとても温かみがあり、観客をほっこりさせるような素敵なシーンでした。

 

 

第3位.「花とアリス」(蒼井優出演)

「花とアリス」(蒼井優出演)がおすすめの理由

この映画での蒼井優さんは適役でした。蒼井優さん演じるテツコの、自由奔放で強気な女の子の役を、蒼井優さんは本当に上手に演じました。テツコはしっかりと自分を持っていて、周りにも決して流されません。この花とアリスを手がけた、岩井俊二監督ですが、彼の作品はどれも独特だけど居心地の良い、不思議な世界観があり、いつまでも見ていたいと観客に思わせます。そんな岩井俊二監督手がける、美しい映像とともに写される蒼井優さんの演技が、とてもマッチしていて、ものすごい化学反応を起こして、この映画は素晴らしい作品になりました。蒼井優さんもこの時はまだ少女と大人の間、という感じで、まだ幼さ残るけど確実に大人になっていっている、というじきだったので、蒼井優さん演じるテツコの役はこのときの蒼井優さんにはぴったりだったのではと思います。

 

 

第2位.「百万円と苦虫女」(蒼井優出演)

「百万円と苦虫女」(蒼井優出演)がおすすめの理由

普段は、気が強くて自由奔放な役が多い蒼井優さんが、この映画では少々内気な女の子を演じているところがポイントです。この内気な役になぜ蒼井優さんが選ばれたのだろう、と思っていましたが、映画を見終わって、蒼井優さん演じる鈴子は内気だけど自分の芯をしっかり持っている、そしてそのことに鈴子自身も気づいていく、というような物語だと思いました。それを象徴するシーンとして、鈴子が山へ行き、農園にて住み込みで働くときのこと。村人たちに、地域活性のために桃娘をやれと言われて、鈴子が断るシーン。それまでは自分の気持ちを正直に人に話すのが苦手な鈴子でしたが、このとき農園のハルオの助言もあり、鈴子は大人数の前ではっきりと嫌だという意思を表明しました。自分の意思を押し殺しているうちは、自分のやりたいこと・好きなことに気づくことはできないが、人になんと言われようと、自分の気持ちに正直に生きていれば、きっと自分を愛してくれる人が現れる…とそんなことを教えてくれた映画でした。

 

 

第1位.「彼女がその名を知らない鳥たち」(蒼井優出演)

「彼女がその名を知らない鳥たち」(蒼井優出演)がおすすめの理由

この映画が、ここまで素晴らしい作品になった最大の理由は蒼井優さんのおかげだ、と言っても過言ではないくらい彼女の演技は凄かったです。人間の情けない部分、闇の部分などをうまく表現しました。阿部サダヲさんや、松坂桃李さん、竹野内豊さんなど他の役者さんたちも人間のダークな部分をうまく表現し、見ている観客をハラハラさせてくれました。この映画のキャッチコピーは『このラストは、あなたの恋愛観を変える』でしたが、その通り、この映画のラストは誰もが想像できないようなラストでした。最近の恋愛映画には、少女漫画が原作のキラキラしたものが多いですが、この映画は『本当の愛とはなんなのか』を観ているものに深く考えさせるような壮大なラブストーリーだと思いました。終始映像も暗く、ストーリーも人間関係ドロドロですが、最後の最後でほんの少しの希望を与えるような演出で映画が終わるのがとても良かったです。

 

 

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