ジョン・マクティアナン監督おすすめの映画ランキングTOP5
わりとヒット作を生み出している監督という印象を受けるが私生活は結構破天荒で参考にしたくない人といった感想を持つ。とはいえアクション系の映画監督してはかなりセンスのある描写が多く引き込まれる映画が多いのが特徴でまた監督をしてほしいとせつに願う魅力はある。
第5位.ジョン・マクティアナン「ラスト・アクション・ヒーロー」
ジョン・マクティアナン「ラスト・アクション・ヒーロー」がおすすめの理由
映画の中に入れるという展開自体がワクワクさせられるが最大の魅力はシュワルツェネッガーと彼が演じるキャラクターが共演しているという状況である。しかも彼を狙って映画の登場人物が現実に飛び出してくるというのはかなり面白い。地味にターミネーターネタも盛り込まれていたりとシュワちゃんファンなら絶対見たい作品だと思う。特に作品の主軸となるジャック・スレイターという架空の作品はベタなアクション作品であるためか誇張演出がなされているのに対し同じように銃を撃っても地味な音しかしないという演出は笑いをおさえられていて楽しい。映画の中のシュワちゃんことジャックが自分が映画の登場人物である事を知ってしまい苦悩する場面はなんとなく悲しくなってしまうのも評価できる。最後のセリフで自分の発する言葉のすべてが台本で決まっている発現するシーンはなんとなく印象に残ってもう一度みたいと思える。また映画と行き来できる道具として登場するのが魔法のチケットというのもなんだかありそうだなと思えて絶妙な設定だと感じる。
第4位.ジョン・マクティアナン「プレデター」
ジョン・マクティアナン「プレデター」がおすすめの理由
異星人と戦う系作品として結構王道なストーリーだが何より楽しいのはシュワルツェネッガーの肉体美を拝める点だ。しかもかなり動いて戦ってくれるのは性別とわずドキドキさせられる。また近代的武器がほぼほぼきかないという展開も軍隊をディスっているようで良いのか悪いのかちょっと笑える。とはいえそんな状態でも華麗に戦う主人公描写はさすがの一言である。特に面白いのは無双系の役どころの多いシュワちゃんが結構な割合でボコボコにされている点である。こういう所はシュワちゃんも人間なんだなと謎の感動を呼ぶ。彼の代表作を見ていると余計そう感じるのが不思議である。何より面白いのはアメリカ映画あるあるのCIAディスりもちゃんと含まれていた事である。主人公の部隊の人々は結構優秀に描写されている分CIAの男の不甲斐なさが際立ってブレないなと思わせてくれる。出てくる異星人たちの描写も当時の技術としてもかなりリアリティがありグロテスクな見た目であるのも目を惹かれる。名作として加えるのに値する映画である。
第3位.ジョン・マクティアナン「ダイ・ハード3」
ジョン・マクティアナン「ダイ・ハード3」がおすすめの理由
アクションもパワーアップして相変わらず不憫な男感がたまらない作品である。しかも毎回のように奥さんと不仲になっているのはお国柄なのかとちょっと笑ってしまう。主人公のジョンに関してはもはや超人扱いなのでどんな扱いをされてても安心してみていられるのも面白い。故に一番の被害者は巻き込まれた系の黒人男性ゼウスの存在である。彼に関してはただただ可哀そうで死なずに映画が終わるのかその事だけが心配で視聴してしまうのが良い。しかも筋肉バカ系なジョンとは対象的にわりと頭脳派であった点も共感できる。また派手なアクションの合間に入れられているコメディ的な掛け合いなども面白く注目したい所である。なんだかんだで印象に残るのはタクシードライバーでなぜにそんなに大統領に詳しいのか謎過ぎて彼のスピンオフ作ってくれないかなと思ってしまった。とはいえ一番ツッコミたいのはジョン意外の市警達がちょっととぼけた描写の多かったシリーズの中では珍しくわりと有能な人物が出てきた点である。こういう所は今までの作品を見た視聴者たちの市警大丈夫なのかという心の叫びに反映しての設定なのかと深読みしてしまった。バディものとして楽しめる作品だと思う。
第2位.ジョン・マクティアナン「レッド・オクトーバーを追え!」
ジョン・マクティアナン「レッド・オクトーバーを追え!」がおすすめの理由
心理戦が見どころの映画であるが作られた当時の背景もありアメリカオンリー的な作品である印象を受ける。個人的にはちょっとソ連かわいそうに感じるのは致し方ないとはいえここまで露骨な感じの描写だとかえって笑えてくる。とはいえ出てくる戦艦などはかなり迫力があり目を惹かれる。ソ連側の艦長をショーン・コネリーが演じているだけでも物語にメリハリがあるように思えてこれぞスターといった印象を受ける。またアメリカ側のCIAの分析官が優秀だったためかよくあるCIAディスりもなりを潜めていたのも面白い。というなんだかんだでこの分析官が優秀だったのが何よりの救いである映画といった印象を受ける。もちろんショーン・コネリーもかなりかっこいいがこの分析官ジャックがいなければ血が流れていそうでなんとも言えない危機一髪官も面白い。ソ連とアメリカのお国柄の違いも上手く表現されており、ぽいなと思わせてくれるのも楽しい。またBGMなどの音楽関係も妙に耳に残り当時の緊迫した情勢を想像できてドキドキさせられた。
第1位.ジョン・マクティアナン「ダイ・ハード」
ジョン・マクティアナン「ダイ・ハード」がおすすめの理由
何回みても飽きない名作として文句のつけようがない映画である。特にぶつくさ文句を言いながらも強盗犯と戦う主人公のキャラクターがかなり面白い。また彼以外の警察関係者が揃いもそろってポンコツばかりなのもコメディっぽくて笑える。故に主人公が一人で頑張らなければならないという展開は王道ではあるが仕方ないかと思わせてくれる。しかし一番愉快なのはポンコツ系記者のリチャードの存在である。彼の存在がよくも悪くも主人公達の足かせになって怒りを通り越して笑えてくるのも不思議である。最後にホリーから思いっきり殴られる展開までは一つのコントとして出来上がっていて拍手を送りたくなる。その他ハリウッド映画あるあるのイギリスディスりも組み込まれており、個人的にはそれ絶対いれなきゃダメなのとツッコミを入れたいがわりとお決まりなので裏切らないなとちょっと楽しくも感じる。強盗犯に関してもなんだかんだ理由をつけても結局金がすべてだったという設定もなんとなく深いメッセージに思えて印象に残った。
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