ジェームズ・キャメロン監督おすすめの映画ランキングTOP5

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ジェームズ・キャメロン監督おすすめの映画ランキングTOP5

映画界において興行収益の記録を二度も塗り替えることは並大抵の才能でできることではありません。その上にCGや3-Dといった最新技術で映像化させるために自ら会社を立ち上げて機材やソフトウエアを開発させる徹底ぶりに感心します。

 

 

第5位.ジェームズ・キャメロン「アビス」

ジェームズ・キャメロン「アビス」がおすすめの理由

深海、というこれまで映画で取り入れられなかった場面設定で緊迫感を盛り上げる構成は素晴らしいの一言に尽きます。宇宙よりも知られていない深海という世界で、めまぐるしく展開されていくドラマのテンポの良さがこの作品の大きな魅力です。また未知の生物の設定があまりに飛躍していて、その発想力にもただただ感心させられてしまいました。「こんな生き物を設定するのはアリ?」と驚きながらも「未知の世界にはこういう生き物が存在することもあり得るかも」と設定からして戸惑うやら感心するやら複雑な思いを抱いたまま映画の世界観に引きずり込まれてしまいます。そしてこの映画においてもジェームズ・キャメロンの世界観が大きく広がっているところも魅力の一つです。つまり、「未知の生物すべてが恐怖の対象ではない」、という少しファンタジーの要素を取り入れるところが単なるSFパニック映画だけで終わることのない、この映画の底辺に大きく広がっている価値観であるのです。

 

 

第4位.ジェームズ・キャメロン「ターミネーター」

ジェームズ・キャメロン「ターミネーター」がおすすめの理由

「敵のボスをどうしても倒せないから、タイムスリップしてその親を殺してボスが存在しないようにしてしまおう」初めてこの映画を観たときにこの設定に驚かされました。そして映画の内容以上に、こんな設定を考えつく脚本家と監督の才能の素晴らしさに感心してしまいました。後にシリーズ化される本作品の第一作であり、すべての作品の基礎となるこの作品は映画界に新たな旋風を起こしたと言えます。これまでもロボットや未知の生物に人間が襲われる設定の映画は数多くありましたが、その理由が理由なだけにこの作品が安っぽいSFアクションで終わることがなく、後のシリーズになってもしっかりとしたストーリーを作り上げて来られていることからも、この作品がいかにしっかりと練り上げられた作品であるのかが分かります。いくら倒しても追いかけてくる、身体が半分になっても追いかけてくる、そんなロボットを考えるだけでも怖いのにそこにしっかりとした理由を与えることで一層観客を引き込んでいく凄みを感じさせてくれます。

 

 

第3位.ジェームズ・キャメロン「アバター」

ジェームズ・キャメロン「アバター」がおすすめの理由

2019年までに制作された映画すべての中で興行収益第一位に輝いているのがこの作品です。公開から長く過ぎましたので様々なメディアでこの作品を観ることが出来るようになりましたが、いつまで経ってもこの作品は映画館で、3-Dで観てこそ価値のある映画だと確信しています。まず衛生パンドラの世界の設定が今まで実写はもちろんアニメでも観たことのない世界で、なおかつその中に本当に自分が存在するかのような3-D映像を見せつけられるので、これだけでこの映画はお金を払って映画館に足を運ぶ価値が充分あると思います。そしてまたここにもジェームズ・キャメロンの世界観が底辺に広がっています。それは異なる生物とでもわかり合うことができる、同じ生物とでもわかり合えないこともある、異星人にもいい人が居て人間にも悪い人も居る、人間イコール正義で、異星人や未知の生物イコール悪と描くとわかりやすく描くことのできる映画というジャンルで敢えて違う価値観を提唱している素晴らしさがこの作品にはあります。

 

 

第2位.ジェームズ・キャメロン「ターミネーター2」

ジェームズ・キャメロン「ターミネーター2」がおすすめの理由

第一作が大ヒットして続編が期待されながら中々制作されずに、監督本人もはぐらかすようなインタビューが多く、個人的には続編は無理かな?と諦めていた頃に制作されたのがこの作品でした。一作目の焼き直しは絶対にしない、違う視点で違う作品にしながらも続編として成り立たせたい、そんなジェームズ・キャメロンの野心をこの作品にかんじました。最大の敵を味方にする、と言う手法はこれまで数々の作品で取られてきましたが、そうなると今度はそれ以上の強敵を作り上げなければ作品が成り立ちません。続編でコケるのはこの敵作りに失敗したケースが多くありました。しかしこの作品における敵T-1000はこれまで映画でもアニメでも見たことがない強さを持っていた上に想像も付かない存在として描かれていたので、この作品が名作と呼ばれることになったのです。またここでも、機械と人間がわかり合い、信頼し合うことが出来る、と言うジェームズ・キャメロンの世界観を底辺に感じました。

 

 

第1位.ジェームズ・キャメロン「タイタニック」

ジェームズ・キャメロン「タイタニック」がおすすめの理由

この作品が公開されてからかなりの年月が経っていますが、私がこれまで観てきた映画作品の中で、この作品を超えるものに出会うことはありませんでした。映画は、ストーリー、演技、映像、音楽、からなる総合芸術だと確信してあますが、この作品はそのどれを取ってもナンバーワンであり、それは私の中でこれからも変わらないと思います。事実をそのまま描いただけではあまりに悲惨なことなので、そこにフィクションを取り入れて、なおかつそこに救いを入れることで巡って事実の悲しさを感じることができるストーリーの素晴らしさは何度観ても感心させられます。歴史的に有名なタイタニック号の沈没をCGで完全再現させる試みもこの映画の凄みです。それにも増してこの映画には、「自分ではどうしようもない最後の瞬間を迎えるときに人は誰とどうやって最後の時を迎えようとするのか?」、この映画を観る度に自分がこの場に居たらどういう行動をするだろうか?と言う大きな問いをジェームズ・キャメロンが観客一人一人に尋ねている気がします。

 

 

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