金子修介監督おすすめの映画ランキングTOP5

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金子修介監督おすすめの映画ランキングTOP5

金子監督は元がある作品を今の時代にあったように作る、それも素材の味を全く損なわず、原作などのファンも納得する、期待する通りの作品に仕上げる所と、リアリティのある脚本を描いて1本芯の通った映画にすることができる監督だと思います。

 

 

第5位.金子修介「就職戦線異状なし」

金子修介「就職戦線異状なし」がおすすめの理由

この映画はバブル時代の若者の就職活動をコメディタッチでコミカルに描いています。かなり前の映画で時代はバブル絶頂期の後半です。就職先の企業が学生を接待するという時代に就職活動をするという話なのですが、バブル期を知らない人にとっては全てが都市伝説とも言うべき事実がたくさん登場して、それが今となっては面白いです。逆三角形のジャケットやタクシーが全く止まってくれない事や企業からのプレゼントなどまるでファンタジーです。ミラーボール輝くディスコや太い眉に赤い口紅派手なファッションなど知らない世界なのですが、映像としても楽しめました。ストーリーは青春映画で美男美女誰もがうらやむ大学生たちのコメディ就活なので、リアリティとは真逆ですが、そこは金子監督。主演の織田裕二や的場浩司、坂上忍や和久井映見など現代でもテレビでよく見かける人たちを見事に活かしていたように思いますし、テレビドラマを見ているような安心感もありました。

 

 

第4位.金子修介「ガメラ大怪獣空中決戦」

金子修介「ガメラ大怪獣空中決戦」がおすすめの理由

ガメラという怪獣は昭和時代にヒットした子供の味方の怪獣で悪い怪獣や宇宙人と戦うという設定で人気の作品を金子監督が徹底したリアリティと当時使用され始めたCG技術を駆使して平成にあらたなガメラを誕生させました。ガメラはハッキリとは明かされませんが、古代に地球で作られた守護怪獣で、怪獣ギャオスが目覚めた時のために古代人が地球を滅ぼすギャオスに対抗する力として用意したという設定で、現代に環境破壊や自然環境の変化によって目覚めたギャオスを追ってガメラも目覚め、地球で繁殖し滅亡させようとするギャオスを倒すという話です。昭和時代とは全く違うストーリーもハードな展開で日本の軍隊もガメラをも攻撃するというリアルな部分とガメラと心を通わせる少女を登場させることにより、ガメラの心情を少女が表したり代弁することにより、感情移入ができて、より魅力的に感じます。昭和ガメラとは違いますが、新規ファンも獲得する事に成功したと思います。この作品から続編も制作され3部作品で完結します。

 

 

第3位.金子修介「デスノート the last name」

金子修介「デスノート the last name」がおすすめの理由

この映画は週間少年ジャンプで連載されていた人気コミックであるデスノートを実写映像化したものです。コミックの設定や登場人物なども、まるでコミックから飛び出してきたように思えるくらい似ていました。Lという世界を股にかける探偵を演じた松山ケンイチの配役は特に素晴らしくて、Lとしてしか見ることができないくらい完璧だったように感じました。主人公である夜神月演じる藤原竜也の異常な殺人鬼の演技とその表現も見ていて恐ろしくなるくらいでした。ノートの元持ち主である死神もCGにより再現されまさにデスノートの世界観そのままでした。ストーリーはコミックをなぞる形で進んでいくのですが、ラストは原作コミックとは違うものが用意されていて、最後の展開にはとても驚かされました。コミックから映画になるのは原作を超えられないといいますが、ある意味超えてしまったと感じました。金子監督は原作の魅力を活かすのがとても上手い監督だと思います。

 

 

第2位.金子修介「ガメラ レギオン襲来」

金子修介「ガメラ レギオン襲来」がおすすめの理由

ガメラ大怪獣空中決戦という平成ガメラ1作目のヒットを受けて制作された2作目の映画です。1作目に現れたギャオスが全てではなかったということで、再びギャオスが現れ日本を襲い、ガメラがそれに対抗しているときに、宇宙が隕石が落ちてきます。その中にいた邪悪な生命体レギオンが地球にやってきて、地球生命を脅かします。ガメラはいまだかつてない強敵に敗北し、傷つきながらも地球、そして意思を通わせた少女を守るために戦い、なんと日本のある都市がレギオンにより爆発消滅します。跡形もなく更地になった衝撃は今でも忘れられません。ガメラも巻き込まれますが、子供達人間の願いにより復活。レギオンと戦い、ガメラは最後の力を使いレギオンを消し飛ばします。しかし、レギオンを倒すまでには人間達の活躍もあるという怪獣と人間の共闘によりレギオンを打ち倒すというバランスが特に素晴らしいと感じました。前作よりも全てがスケールアップした特撮怪獣映画最高峰だと感じます。

 

 

第1位.金子修介「ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃」

金子修介「ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃」がおすすめの理由

東宝の人気怪獣ゴジラを金子監督が撮った作品です。この映画のゴジラは怖いです。今までのゴジラ映画の中でも1、2位を争うくらいの恐ろしいゴジラを堪能でき、やはりゴジラは子供や人間、その他何かの味方ではなく、戦争が起きた頃の原水爆で生まれた悲劇の生物、核や戦争の恐ろしさという事を改めて思い知ることができる映画になっています。黒い目がない白い目のゴジラは小さな子なら泣いてしまうのではないかと感じるほど凶悪なゴジラが登場します。映画の中にも、ゴジラによる爆風によってキノコ雲が吹き上がったりなど、原水爆を連想させるような描写があります。設定も斬新で、今まではゴジラは生物として描かれてましたが、今回は太平洋戦争で命を落とした人々の残留思念という亡霊のような設定で日本人だけでなく、外国人も取り込まれているから日本を襲うという理由になっています。モスラやキングギドラも登場しますが、こちらも設定が違い、日本の守護怪獣としてゴジラと地球を守るため、戦います。ゴジラファンの中でも高い評価を得た作品です。

 

 

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