ブライアン・シンガー監督おすすめの映画ランキングTOP5

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ブライアン・シンガー監督おすすめの映画ランキングTOP5

色々問題も浮上している監督だが度々話題作を出しているのでわりと印象に残る人物である。またファンタジー色の強い作品が多いがナチスドイツ時代など社会派な映画を作っているのも評価できる。その他私生活の話を聞くと作品の題材を他の誰かに先にされていたりととぼけている所もお茶目に感じる。

 

 

第5位.ブライアン・シンガー「X-メン」

ブライアン・シンガー「X-メン」がおすすめの理由

ナチスドイツなどの話が盛り込まれていたりと超常能力者の戦いという一種のヒーロー的な側面だけではなく社会派な部分とのバランスが上手く描かれていると感じる。当然娯楽作品としてだけでも十分楽しめるが何となく実際にあり得そうとも思ってしまえるのが最大の魅力である。こういう点は意外とユダヤ系の血をひいている監督の心情に関して想像も膨らませられる。特にシリーズの原点ともいうべき作品であり原作では主人公格であるサイクロプスよりウルヴァリンの方が目立ってしまい今後の展開を左右する結果になったというのを心にとめてみるとより楽しめる映画である。映像も少し暗めで超能力者たちが置かれている状況の暗さを上手く表されていると感じる。しかし同時に出てくるほとんどのキャラ達がかなりコスプレチックな個性的ないで立ちであるためどこか現実を離れて楽しめる工夫も見て取れる。もっとも印象的なのはストームが竜巻を起こすシーンであるがストーリー冒頭でどれだけ強い力を持っている人物なのかが実によくわかり物語にひきこまれる。

 

 

第4位.ブライアン・シンガー「スーパーマン リターンズ」

ブライアン・シンガー「スーパーマン リターンズ」がおすすめの理由

ド迫力のアクションシーンがとにかくハラハラして面白い。またアメリカドラマっぽい男女のドロドロ劇も見え隠れしているのはただのヒーローものとも違い普通の人間模様を見ているような気分にもなる。個人的にはロイスとの関係は単身赴任中に妻が新しい男を作ったみたいなノリにも見えてきてちょっと笑える。そこに関してちょっと悩むスーパーマンは一人の人間らしく描写されているのも感情移入しやすい。そしてそのヒーローに敵対する最大のラスボスはやはりレックス・ルーサーであるというのはファン心理もうまくおさえていると感じる。しかもこちらも若干詐欺師っぽいノリでSF作品であるのを若干忘れそうになるのも面白い。とはいえちょっと女性陣の扱いが悪く感じてしまうのが残念である。特にロイスの扱いがかなり悪い。しばらく地球を留守にしていたスーパーマンへの当てつけなのか別に男を作っているというのはヒロインとしてどうなんだと思ってしまう。描き方次第ではもっと自立した素敵な女性としても演出できたのではと疑問は若干持ってしまったのが心残りである。

 

 

第3位.ブライアン・シンガー「X-MEN2」

ブライアン・シンガー「X-MEN2」がおすすめの理由

わりと重いストーリーなのだが出てくるミュータントたちの演技がコミカルでちょこちょこ笑ってしまうのが最大の魅力である。故に結構シビアな結末に対してもそれほどショックが湧きおこらないのが不思議な作品である。個人的にホワイトハウスに侵入したミュータントがB級ホラー映画に出てくるモンスターぽくって面白いという意味で印象に残る。またミュータントと一般人との差別などについても丁寧に描かれているため娯楽作品というよりは移民問題などと重ね合わせられ良い映画だと思う。とはいえますますサイクロプスの影が薄くなっていくのが原作ファンとすればちょっと残念に感じてしまうと思う。とはいえウルヴァリンの鍛えられた肉体美の堪能できるので女性ファンにもウケそうとも思える。最大のライバルマグニートーの諦めの悪さもちょっと愛らしく思えるのもキャラクターとしてよく出来ていると感じる。冷静なプロフェッサーとの対比がとても際立っており何度見ても楽しめる作品だと思う。

 

 

第2位.ブライアン・シンガー「ワルキューレ」

ブライアン・シンガー「ワルキューレ」がおすすめの理由

ヒトラー暗殺を企てた人達の実話はわりとされているがこの作品の最大の魅力はトム・クルーズが主人公を演じている事だ。大体のトムのイメージはかっこよくて、欠点がないような役が多い印象だがこの作品では実際の事件を描いている事もあり主人公の葛藤や弱さなどが色濃くでておりそういう点ではトム・クルーズの役者魂的な側面を楽しめる。またその映像も戦争中であるためか暗いヨーロッパの町並みが映し出されリアリティを感じる。監督がユダヤ系であるのもなんとなくメッセージ性を想像しやすいともいえる。個人的には少し映像時間が長く中だるみしている感もいなめない。とはいえあの時代背景をしらない人間からすれば基礎知識を仕入れなければならないのでその点でいえばかなり丁寧に説明された映画であるとも思える。特に負け戦であるのは見る前から分かっているので役者で見せる物語であるとも感じそれを見事に演じ切っている役者たちが凄いと感動できたのが良かった。

 

 

第1位.ブライアン・シンガー「ジャックと天空の巨人」

ブライアン・シンガー「ジャックと天空の巨人」がおすすめの理由

舞台はどこかのファンタジー世界の国なのかと思ったら最後の最後でイギリスだった事が分かり良くも悪くも衝撃的な演出だと感じる。基本的にはよくある悪者退治系なストーリーだが最も魅力的なのは人間らしい巨人たちの描写だ。人間側からすればかなり狂暴で恐怖の対象でしかないのだがわりと文化を築いてお互いが会話をしているシーンがかなりシュールで笑える。しかも人間を調理するシーンも普通にキッチンで料理している巨人がいたりとなんともヨーロッパっぽいブラックユーモアを感じられる。また主人公の少年だけではなく脇役たちにもきちんと見せ場が作られているのも評価できる。特に巨人が城に攻めてくる時にちゃんと指揮をとり戦う人々はリアリティを感じ応援したくなる。それとは別に冒険を繰り広げる主人公と王女の恋愛話がミスマッチ過ぎて笑えてしまうのも家族で見るには最適な作品であると感じる。またその父親である王様のちょっととぼけた人が良いおじさんのキャラも現実にいそうと思えて楽しめた。

 

 

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